院長のブログ

2021年

9月

25日

本八幡の整体院より,入浴のデトックス効果

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。体内にたまった有害なものを体の外へ出す「デトックス」。入浴にはデトックス効果もあります。ただし、よく勘違いされているように、汗をかいてデトックスするわけではありません。汗の中には、有害物質や老廃物はほとんど含まれていません。汗の正体は、ほぼ水です。汗を出す汗腺は、有害物質や老廃物を体の外に出す毒出し器官ではないのです。ただ、ちょっとややこしく、汗自体でデトックスが行われるわけではありませんが、汗をかくことは「デトックスになっているサイン」ではあります。どういうことかというと、体温が0.5℃くらい上がった表れです。体温が上がれば、血液の流れもよくなります。皮膚に流れる血液は、なんと3倍から5倍に増えるといわれています。そして、血流がよくなれば、それだけ全身でいらなくなった老廃物が腎臓や肝臓に運ばれ、代謝が進みます。そういう意味で、汗が出てくるということは、血流がよくなって体内のいらなくなったものがちゃんと運ばれていますよ、デトックスが進んでいますよ、というサインなのです。ダラダラと汗をかくと、その汗と一緒に悪いものも出ていくような気がして、すっきりした気分になるかもしれません。「汗=デトックス」というのは、確かに感覚的にはわかりやすいです。でも、汗では悪いものは出ていかないのです。体から有害物質や老廃物を出す役割を担っているのは、汗ではなく、尿と便です。血流がよくなって、特に腎臓にたくさんの血液が流れれば、体内で知らず知らずのうちにたまった有害物質や老廃物も一緒に押し流されて、尿として体の外へ出ていきます。ですから、入浴がデトックスにつながることは間違いありません。ただ、汗から直接悪いものが出るわけではないということです。

0 コメント

2021年

8月

30日

本八幡の整体院より,入浴は最良の睡眠法

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。眠れない、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、十分な時間寝てもスッキリしないなど、不眠に悩んでいる人は多くいます。日本人の場合、成人の5人に1人が、60歳以上では3人に1人が不眠に悩んでいるとの調査結果もあるほどです。特にコロナウイルス感染症の流行によって、先の見えない不安や会いたい人に会えないストレスを抱え、生活スタイルを変えざるを得なかった頃には、ますます不眠を感じる方が増えたのではないでしょうか。最も簡単で最良の睡眠法は、入浴です。良質な睡眠をとるには、眠りはじめの90分間が大事です。そこで深い睡眠を得られるかどうかが、睡眠の質を左右するといわれます。そして、多くの研究で、いったん体温を上げたあと下がっていくタイミングで布団に入ると、最初の90分間に深い睡眠を得られることがわかっています。この「いったん体温を上げる」ために、自宅でできる最も手軽で有効な方法が入浴なのです。このときに気をつけていただきたいのは、タイミングと温度です。まずタイミングは、布団に入る1時間半前にお風呂に入ると、ちょうどいいといわれています。入浴で上がった体温がほどよく下がってきたところで睡眠に入ることができるからです。また、温度は、高すぎると交感神経のスイッチが入って体が興奮してしまいます。自律神経は、日中は交感神経のほうが活性化し、夜に近づくにつれて副交感神経優位に変わっていくのが自然なリズムです。眠りにつくには副交感神経のほうを働かせてリラックスする方向にもっていきたいので、温度はやはり40℃くらいまでにしましょう。眠りたい時間の1時間半前に40℃のお風呂に入り、体をいったん温めて、ほどよく体温が下がったところで布団に潜り込む。これが最良の睡眠法です。

0 コメント

2021年

8月

24日

本八幡の整体院より,運動後に疲れを取る入浴タイミング

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ウオーキングや登山などの運動、あるいは旅行や買い物などでいつもよりも体を動かしたあとには筋肉に疲労物質がたまり、栄養分が足りない状態になります。疲れた体を回復させるには、血液の流れをよくして、体内の隅々まで酸素と栄養分を行き渡らせることが大切です。入浴は体温を上げて血液の流れをよくする効果がありますから、当然、普通にお風呂に入るだけでもリフレッシュすることができます。ここで大事なのが、タイミングです。たとえば、運動で疲れた直後に体を癒すために、まずお風呂に入るという方、いませんか?これはオススメしません。体を動かした直後というのは、筋肉の疲労を取るために、筋肉に血液を一生懸命流したいタイミングです。そのときにお風呂に入ると、皮膚の表面が温まり、末端の血管が開いて、そちらに血液が取られてしまいます。そうすると、筋肉の疲労回復が後回しにされてしまう可能性があるのです。ですから、体を動かした直後の入浴はなるべく避けましょう。30分から1時間あけてお風呂に入ることをオススメします。ただ、運動をしたあとは汗をかくので、汗を流すためにすぐお風呂に入りたいという方もいらっしゃるでしょう。特にスポーツジムなどでは、運動直後に大きなお風呂に入るのが楽しみの一つとなっている方は多いかもしれません。そういう方には残念なアドバイスになってしまいますが、疲労回復という意味では、運動直後はシャワーで汗を流すだけにして、30分から1時間たってから、しっかり疲れを取るために、あらためて湯船に浸かるというのが理想です。

0 コメント

2021年

7月

29日

本八幡の整体院より,入浴習慣は健康寿命を延ばす

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「人生100年時代」という言葉がすっかり現実味を帯びてきて、女性に至っては過半数が90歳を超えるようになりました。その一方で、切実な問題となっているのが「健康寿命」です。日本人の場合、平均寿命と健康寿命の差が10年前後あるといわれています。つまり、寝たきりになったり介護を受けたり、日常生活に何らかの支障のある期間が平均で10年前後あるということです。長生きはいいことですが、「できることなら健康なまま長生きしたい!」というのが誰もが抱く共通の願いでしょう。実は、入浴習慣は介護が必要になるリスクを減らすことがわかっています。全国18市町村に住む要介護認定を受けていない高齢者1万3786人を対象に、3年間の追跡調査を行い、夏と冬の浴槽入浴(湯船に浸かって入浴すること)の頻度と、その後に要介護認定を受けたかどうかの関係を調べました。その結果、夏も冬も、毎日お風呂に入っている人は、週に0~2回しかお風呂に入っていない方に比べて要介護認定を受けるリスクが3割ほど減ることがわかったのです。これは千葉大学の研究チームが行った研究の結果です。千葉大学の研究チームがこれまでに行ってきた調査では、およそ半数の人が毎日、浴槽入浴を行っています。逆にいえば、残り半分の人は、毎日は入っていない(シャワーで済ませてしまっている)ということです。ただ毎日湯船に浸かって入浴するだけで、前述のように、将来的に介護が必要な状態になるリスクを3割も減らせる、つまりは健康寿命を延ばすことができるのなら、毎日入らないのはもったいないと思いませんか?

0 コメント

2021年

7月

02日

本八幡の整体院より,口の中がキレイなのは命を救う

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。最近は、ガンなどの大きな手術の前後には、歯科医院で口腔ケアを行うことが推進されています。これは、口腔内の細菌を減らしてきれいにしておくと、術後の回復によい影響があるということがわかってきたからです。東京大学の研究では、ガン手術を受ける患者に、歯科医による術前口腔ケアを行ったところ、術後の肺炎の発症率及び30日以内の死亡率が減少したということが報告されています。ガン手術を受けた後、患者は体力が低下して肺炎を発症しやすくなります。原因は、口腔内の細菌を含む唾液を誤嚥してしまうことです。そのため、歯科医によるケアで口腔内の細菌量を減らして、肺炎の発症を抑えようというものです。数字的には、0.5%程度の減少ですが、術前口腔ケアの有用性に期待がもてるのではないでしょうか。また、岡山大学の研究では、集中治療室に入院中の患者に、より念入りな新しい口腔管理を行ったところ、術後1週間での38℃以上の発熱日数が半減したという結果が明らかになっています。これは、従来行っていた歯磨きのケアに加えて、歯間ブラシによる歯間の管理、薬剤併用による口腔粘膜管理も行ったことで、発熱日数が平均4日から2日に短縮されたというものです。重症な患者でも、十分な口腔ケアによって細菌を減らすことが、症状の回復に結びつくというのは、当然といえば当然という気もします。ともあれ、データがはっきりと証明してくれたのは朗報です。データをもうひとつ。口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防に有効なことは入院患者などについての多くの研究で明らかですが、一般高齢者を対象にしたのが東北大学の調査です。地域在住の高齢者7万人を調べたところ、義歯を毎日手入れしない人は、毎日手入れをする人と比べて、過去1年間の肺炎の発症リスクが1.3倍高かったそうです。しかも、75歳以上に限定すると1.58倍まで上がります。口の中は、自分の歯だろうと、義歯であろうと、ケアをしっかりしてきれいにしておくことが命を守るポイントになりそうです。

0 コメント

2021年

6月

10日

本八幡の整体院より,歯磨きのベストタイミング

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。口腔ケアの基本はやはり、毎日のお手入れ、その中心は歯磨きにあります。毎日歯磨きを欠かさないということは、口腔ケアの第一歩と言えるでしょう。「歯磨きは、日に何回行うのがいいですか?」「いつブラッシングをするのが、一番効果がありますか?」口腔ケアについて、最もよく聞かれるのが、この二つの質問です。毎日歯磨きを行うことは当然なのですが、1日に何回がよいかを一概に言うのは難しいことです。それは、人によって適したブラッシングというのが違うからです。中には、1日1回歯を磨くだけで問題がない人もいますし、毎食後磨いていてもなかなか症状がよくならない人もいます。何より大切なのは、回数や時間よりも、それぞれに最もよく合った歯ブラシや方法で、歯垢をきれいに除去して残さないようにすることなのです。つまり、歯垢さえちゃんと取り除いていれば、いつ、何回磨こうが問題はありません。とはいえ、歯垢ができるリスクが高いのは就寝中です。寝ている間は唾液の分泌が減少し、唾液の殺菌作用がパワーダウンしています。このときばかり、細菌の働きは活発になり、盛んに増殖をしていきます。歯垢が作られる危険性は、起きている間の何倍も増している、ということです。このため、就寝前の歯磨きは必須です。人によって、ベストな歯磨きのやり方は違ったとしても、このことは誰にでも共通して言えることです。寝る前のブラッシングで、すでに作られている歯垢を取り除き、細菌のエサとなる糖分や食べカスなどは残さないようにして、増殖を最小限に抑えることが有効です。これをやっておかないと、虫歯菌や歯周病菌の思うツボです。また同じように、起床時の歯磨きも重要です。寝ている間に作られた歯垢は、できるだけ早く除去しておくことです。こうすれば、寝ている間に増殖した細菌を取り除き、キレイになった状態で朝ごはんや水分補給が出来ることになります。

0 コメント

2021年

5月

31日

本八幡の整体院より,歯の健康とメタボの関係

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。あなたは、メタボ検診を受けていますか?メタボ検診は、健康寿命を縮めるメタボリックシンドロームを防ぐために毎年行われていますが、2018年からは、その質問票に「歯の健康」についての項目が加わったことに気がついたでしょうか。どんな質問かというと「何でも噛んで食べることができる」「歯や歯ぐき、嚙み合わせなど気になる部分があり、嚙みにくいことがある」「ほとんど嚙めない」の3つの中から選んでもらって、その人がちゃんと嚙めているかどうかをチェックしているのです。メタボ検診で、なぜわざわざ噛めるかどうかを確認しないといけないのでしょうか。それは、実は「嚙めなくなる」ということとメタボ、肥満にはとても深い関係があるからです。嚙めなくなると、なんとメタボが進行する危険性が高くなるのです。どういうことかというと、歯の数が減ってくると、当然のことながら、これまで普通に食べられていたものが、食べにくくなってきます。すると、例えばおかゆのような、それほど嚙まなくても食べられるものが中心の食事になるのではないでしょうか。精米された白米を柔らかく炊いたおかゆは、炭水化物(糖質)が主成分で、エネルギーは得ることができますが、大切なタンパク質や脂質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などはほとんど摂れません。それらの栄養を摂るには、肉や魚、野菜などをしっかり食べないといけないところですが、歯が少なくなってきていると十分に噛むことができないので困難です。こんな食生活を続けていると、栄養の偏りと不足が生じることになるのです。恐ろしいことに、栄養の偏りは肥満と密接な関係があります。摂り過ぎた糖質は、体内で脂肪に変わり、っこれを蓄える脂肪細胞はパンパンに膨らんで、肥満へ一直線。肥大した細胞からは「炎症性サイトカイン」という、動脈硬化を進めたり、血糖値のコントロールを悪くしたりする物質が出てきます。炎症性サイトカインは、歯周病の病巣からも全身に放出されることがわかっています。肥満や歯周病によってはじまった慢性炎症から、血糖値の調節が悪くなって糖尿病を発症。さらに免疫力は低下し、口の中では歯周病菌が繫殖し、歯周病が悪化…。口内の環境を整え、バランスのよい栄養を摂ることで、この悪循環を断ち切ることが大切です。

0 コメント

2021年

5月

24日

本八幡の整体院より,よく噛む食べものは歯にもいい

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。よく嚙むことは、唾液の分泌を促して口の中をきれいにすると同時に、消化・吸収の働きや免疫力を活性化するなど、若さと健康を維持するための必須条件といえます。また、最近はアゴの発達がよくない人が増えていますが、これもしっかり嚙まないことが要因の一つになっています。アゴが未発達だと、前歯が出るなど歯並びにも影響してきますし、ちゃんと口が閉じられない人も少なくありません。口を開けたままで口呼吸が多くなると、その分、口の中が渇きやすくなります。何かを食べるときに、意識してしっかり嚙むようにすることが重要ですが、よく嚙まないと飲み込みにくいものを食べるというのも、ひとつの方法です。例えば、硬いもの。ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、炒り大豆などはよく嚙まないと飲み込めませんね。野菜も、火を通すより生のままサラダなどで食べたほうが、嚙み応えがあります。また、コンニャクや餅、高野豆腐、イカ、タコなど弾力のあるものも、簡単には嚙み切れないので自然によく嚙むことになります。食物繊維の多いもの、例えば、ゴボウやタケノコ、切干大根などに、キノコ類、海藻類も、ちゃんと嚙み切らないとのどを通りにくいので◎。これらのものは、唾液の分泌を促しますし、歯を強くするカルシウムやビタミンA、ビタミンCなどを含んだものが多いので、とても有効です。ちなみに、カルシウムは歯や骨に、ビタミンAは、歯の中でも特にエナメル質、ビタミンCは象牙質の強化に必要です。唾液腺もビタミンCをたくさん必要としています。よく嚙むようにするためには、素材を大きめに切ったり、いくつかの素材を組み合わせて食感に変化をもたせたりするのが効果的です。また、加熱時間や調理法にもひと工夫を。野菜は加熱するほど柔らかくなりますし、肉は硬くなります。汁気の多い料理は、素材をあまり嚙まずに流し込んでしまうこともありますので、煮もの、汁ものより、焼く、炒める、揚げるなどの調理法がよいでしょう。同じ理由で、食事中に、水やお茶を飲み過ぎるのも避けたいもの。お茶を飲むなら、食後にゆっくりがオススメです。

0 コメント

2021年

5月

15日

本八幡の整体院より,改めて注目が集まるビタミンB・D

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ビタミンB1、B2をはじめ、ビタミンB群は、糖質、タンパク質、脂質からエネルギーを産生するのに欠かせない栄養素です。そのため、これらが不足すると、エネルギー不足で、疲れやすくなります。また、歯ぎしりしやすくなることもあります。皮膚や消化器官の粘膜の再生をスムーズに行うのも、ビタミンB群の役割です。このため、口内炎の治療にも使われています。また、ビタミンCや鉄とともに、セロトニンやドーパミン、GABAなど脳内の神経伝達物質の生合成にも関わっています。最新の研究では、抗酸化力もあることがわかり、改めて注目の存在になっています。ビタミンB群は、肉や魚に多く含まれていて、良質のタンパク質と一緒に摂取しやすい栄養素です。また、免疫細胞を活性化し、免疫力をアップさせたり、抗ガン作用も発揮することで最近大注目されているビタミンDは、もともとはカルシウムやリンの吸収を助ける、「骨のビタミン」と考えられていました。抗アレルギー作用もあり、欠乏するとアトピーや花粉症のリスクが上がるともいわれます。まだまだ臨床データが十分でない新型コロナウイルス感染症に関しても、「感染のリスクを下げるために役立つ可能性が高い」というのが国内外の専門家たちの一致した意見です。そんな大事な栄養素なのに、日本人9084人の調査では、なんと90.9%がビタミンD不足だったというデータもあります。ビタミンDは魚や魚卵、シイタケなどに多く含まれています。ビタミンDのサプリメントは、良質なものでも比較的安価ですので、うまく活用するとよいでしょう。

0 コメント

2021年

5月

02日

本八幡の整体院より,口の中の若さはタンパク質から

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。人の体は食べたもので作られています。特に、皮膚も臓器も筋肉も血管もすべて、その基本の構成成分はタンパク質です。口の中でも、歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織を作っている主要な成分はコラーゲンで、タンパク質の一種です。「歯槽骨というと骨だからカルシウムでしょ」と思われるかもしれませんが、骨の基質(骨組み)はコラーゲンです。タンパク質には、このように体を作る働きをもつ「構造タンパク質」のほか、血液中で酸素や栄養素、ホルモンなど大事なものを体中に届ける働きをもつ「運搬タンパク質」、アミラーゼなどの酵素やインスリンなどのホルモン、粘膜の免疫機能の中心IgAなどの抗体のように体の機能のモトになる働きを担う「機能タンパク質」があります。また、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン、唾液の抗不安作用に関わるABAなど脳内伝達物資の原料もタンパク質なのです。このように大事な役割のあるタンパク質が不足すると、体は本来の働きがなされなくなります。特に非常時や困難に直面しているときなど、まずはタンパク質をしっかり摂りましょう。ヘルシーブームの影響からか、体によいのは植物性タンパク質と思い込んでいる人も少なくありませんが、植物性タンパク質よりも動物性タンパク質のほうがアミノ酸組成に優れていますし、必要なビタミンB群、鉄分も豊富に含まれています。肉食でガッツリ、そして若返りましょう。

0 コメント

2021年

4月

27日

本八幡の整体院より,ビタミンC、ビタミンD、亜鉛の実力

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ビタミンCが呼吸器感染症に有効との報告は多く、例えばビタミンC1グラムを1時間毎に6回、以降1日3回投与すると、投与しない場合と比較して風邪とインフルエンザの症状が緩和し、またビタミンC1グラムを1日3回投与することで症状の予防が出来たとの報告があります。ここになぜ口の中が関わるかというと、歯周病の悪化に大きく関わるジンジバリス菌という細菌が多いほど、つまり歯周病が重度なほど体内のビタミンCが少なかったとの報告がみられます。歯周病が重症化して体内のビタミンCが目減りしていれば、ウィルス性の呼吸器感染症にかかるリスクが高くなる恐れがあります。ビタミンDは近年、従来の骨粗しょう症対策以外にも抗腫瘍作用、血糖値制御など多くの機能が注目されており、中でも免疫力強化の効能は見逃せません。日本の研究で、小中学生がビタミンDを1日にサケの切り身100グラム分(1200IU)のビタミンDを摂取したところ、A型インフルエンザにかかる率が42%減少したという研究や、ビタミンD過不足の尺度となる数値が一定以上の場合、それに達しない場合と比較し急性ウイルス性上気道感染症のリスクが1/2に、また回復までの期間も大幅に短縮したとの報告もあります。また、歯周組織の健康維持や、慢性の歯周病の治療にビタミンDが有効との報告が増えてきました。まだ研究途上ではありますが、歯周病が進んでいる人は体内のビタミンDが不足状態だとの報告もみられます。多くの調査で、日本人の7~9割がビタミンDの不足状態とのことですので、COVID-19に限らずウイルス性呼吸器感染症のリスクを下げるには、ビタミンDを十分に摂取すること、そして歯周病をしっかり治療しておくことが望ましいでしょう。亜鉛は体内のタンパク質の構造維持や、酵素の働きを助けること、細胞内外の情報伝達などに関わる重要なミネラルです。しかし日本人の子どもや、老人、女性で亜鉛摂取量が減少しているとの報告があります。ビタミンC1グラム+亜鉛10mgの5日間投与で、風邪の症状が早期に改善したとの報告がある一方、歯周病患者では亜鉛とマグネシウムの血清濃度が低下していたとの報告があります。歯周病により血清亜鉛濃度が低下していれば、呼吸器感染症のリスクが上昇する可能性があります。

 

0 コメント

2021年

4月

16日

本八幡の整体院より,腸内環境の乱れが心を乱す

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。歯周病が進むと、腸内環境も悪化して体の免疫力が低下することになりますが、腸内細菌のバランスの乱れは、私たちの心にまでさまざまな影響をもたらします。体調がよくなければ、誰でもワクワクしてはいられませんし、何となく不安だったり、重苦しい気分に陥ってしまったりするのは当然ですね。でも、それは腸内環境のせいかもしれないのです。「腸は第二の脳」と呼ばれています。腸といえば、これまで単なる消化器官というイメージが強すぎて、複雑で精巧な脳の働きからは程遠い臓器と思われていたのではないでしょうか。それが、実は体全体の免疫の中心であり、今度は脳の働きともかかわっているというのですから、驚きというほかはないでしょう。腸の中で行われているという脳のような働きは、何百兆個にものぼる膨大な数の腸内細菌がかかわっていることがわかってきています。人間の細胞の数は37兆個ともいわれていますが、私たちの体を構成している細胞よりもはるかに多い腸内細菌が、ヒトの中枢をコントロールする重要な働きをしているのです。腸内細菌は、ただのお腹の居候ではなかったということです。実は、腸には大脳と同じくらいの神経細胞があって、独自のネットワークやエネルギー処理能力をもっています。また、私たちの生理作用や情動を左右している神経伝達物質の多くが、もともと腸内で作られているということもわかっています。神経伝達物質というのは、脳内の神経細胞間で情報のやり取りをするために使われる物質です。非常にたくさんの種類があって、どんな物質が分泌されるかによって、その人の精神状態が決まるという、大事な役目を担っています。例えば「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、「やる気アップホルモン」のドーパミンなどがよく知られていますね。セロトニンでは、その前駆物質の5-HTPの多くが腸で作られています。落ち着きや快適さ、満足感などの感情は、セロトニンの働きで感じることができるのです。これが不足すると、イライラや不安など情緒不安定を起こし、うつ病を発症するリスクも高まるのです。一方、ドーパミンのほうは、快楽や多幸感などの報酬系の感情が生じます。これが放出されると脳内には心地よい感情が生まれ、満足感や達成感が、さらにドーパミンを放出させるのです。このシステムは正常な快感だけでなく、麻薬や覚醒剤のような薬物による快感や、薬物依存の形成などのもかかわっています。このドーパミンの前駆体のL-ドーパ、そして5-HTPの合成には、腸内細菌が重要な働きをしています。そのため、腸内環境が悪化すると、これらの物質が不足して正常な機能が維持できなくなります。また、セロトニンの原料のトリプトファンも、ドーパミンの原料のアミノ酸・フェニルアラニンも、肉や魚などの動物性タンパク質に多く含まれています。つまり、ちゃんと嚙めなくなったり、食生活に変化があったりして栄養が不足すると、感情のコントロールに問題が生じることもあるのです。もちろん、歯周病の悪化から腸内環境が乱れれば、神経伝達物質の生産が低下、脳の神経にも影響が出て、不穏な感情、重苦しい気分に陥ることもある、というわけです。

0 コメント

2021年

3月

29日

本八幡の整体院より,口と腸は免疫ルートでつながっている

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。口腔は腸へと続く消化ルートのスタート地点です。つまり、口と腸は物理的につながっているわけですが、これまでは、機能的にはそれほど深いつながりはないと思われていました。ところが、歯周病菌をマウスに飲ませると、腸内細菌のバランスがくずれるということが実験で証明されたことなどから、口腔と腸は機能的にも強く影響し合っていることがわかってきたのです。この関係については、新潟大学の研究が明らかにしたもので、歯周病の代表的な病原菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Pg菌)をマウスの口腔から投与するという実験が行われました。その結果、マウスの腸内細菌のバランスが大きく変化して、全身的な炎症を引き起こしたというものです。これはすなわち、口腔の環境が悪くなって歯周病が進むと、腸内細菌のバランスが乱れて腸内環境も悪化することを表しています。これらの腸内細菌は、ある種のリンパ球の発達などにもかかわりがあるため、腸内環境が低下すると免疫機能の調節が難しくなってきます。片や、口腔内の免疫細胞というのは、腸管で成熟したものがリンパ管を通じて口腔に達したものです。ということは、腸内環境が悪化することは、口腔内の免疫パワーの低下にもつながるということになるのです。口と腸は、ただ食べものの消化ルートとしてつながっているだけでなく、免疫機能という大事な役割の面でも、お互いに影響し合っているわけですね。ですから、よく嚙んで唾液をしっかり分泌させ、口腔のよい状態を維持していれば、口の中だけでなく、直接つながっている腸内の環境もよくなります。腸内細菌のバランスが整っていることは、全身の免疫力が強化されることにもつながります。

0 コメント

2021年

3月

22日

本八幡の整体院より,歯周病と糖尿病の関係

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。日本の糖尿病患者は1000万人を超え、予備軍も含めると2000万人にも上るといわれています。糖尿病はご存知のように、インスリンという血糖値をコントロールするホルモンの働きが悪くなる病気です。歯周病との密接な関係については、アメリカ・コロンビア大学の研究でも明らかにされています。それは、4本以上歯を失くしていて、歯周ポケットの26%以上が中程度の5ミリ以上ある人のうち、73%が糖尿病にかかっていたというデータです。しかも、血糖コントロールの状態を知るための目安とされている血中のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)値が5.7%以上ある糖尿病予備軍も含めれば、その確率は92%まで上がるそうです。つまり、歯周病の人は、ほとんどが糖尿病かその予備軍といえるわけです。歯を失うことと栄養素の関係で、興味深いデータがあります。虫歯や歯周病のために歯の数が減ってくると食生活が変わり、ほとんどの栄養素の摂取が減ってしまいます。ただひとつだけ、歯の数に関係なくしっかり摂取できている栄養素があるのですが、何かおわかりですか。正解は炭水化物です。穀物やイモ類などの炭水化物は、あまり歯で嚙み砕かなくても食べられるため、歯が失くなってくると、この摂取割合が高くなってきます。炭水化物は、糖質と食物繊維に分けられますが、ご飯などの穀類もイモも、糖質が多く含まれていますから、血糖値を上げやすい食品です。炭水化物に偏った食生活は、糖尿病につながります。糖尿病の怖さは、いろいろな合併症を起こしやすくなることにあります。中でも、手足の神経に異常をきたして痛みやしびれを伴う糖尿病神経障害、網膜の毛細血管が傷つき、失明の恐れもある糖尿病網膜症、腎臓機能が低下して人工透析を余儀なくされる糖尿病腎症の3大合併症のリスクが高くなります。糖尿病の悪化の一因は、歯周病にあるといわれています。また逆に、糖尿病が歯周病を進行させることもあります。歯周病で歯を失うようなことになると、糖尿病もさらにひどくなって合併症を起こさないとも限りません。糖尿病で体内年齢が上がって、痛みやしびれ、失明、人工透析などに苦しめられないようにするためにも、口腔のケアを念入りにして歯周病の進行を止め、糖質の摂り過ぎにも気をつけましょう。

 

0 コメント

2021年

3月

18日

本八幡の整体院より,歯周病からはじまる全ての病

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。若々しく年を重ねたいと思っても、自分の歯がだんだん減って食べたいものも制限されて…ということになったら、人生の楽しさも半減してしまいますね。そのように歯を失ってしまう最大の原因となるのが、歯周病です。歯周病は、歯と歯肉の間にある歯周ポケットから細菌が入り込んで、歯周組織が炎症を起こすものです。細菌が歯を支えている歯槽骨を溶かしてしまい、最終的には歯が抜けてしまう、歯肉と骨の感染症です。早ければ、10代から初期症状がはじまることもあり、40代、50代で患者数が急速に多くなります。2017年の厚生労働省の調査では、歯肉炎・歯周疾患の総患者数は約398万人(男性約162万人、女性約236万人)で、3年前の前回調査より66万人以上増加しています。この数字は、継続的な治療を受けていると推測される患者数ですから、自覚症状がなかったり、あっても治療を受けていなかったりする人は、その何倍にも上ると思われます。実のところ、歯周病は今や成人の8割がかかっている国民病とも言われています。自覚症状がなかったり…と書きましたが、「サイレントキラー」とも呼ばれる歯周病は、初期の段階では、ほとんど自覚症状が出ることはありません。そのために気づかないことも多く、やがてちょっと噛みにくいなと感じても「年のせいかな」などと、さらに放置してしまうことも少なくないのです。その結果「歯がグラグラする」「歯が痛い」などの症状が出てきたときには、すでに歯周病が重度にまで進行していて、歯を失うケースも珍しくありません。さらに恐ろしいのは、歯周病菌やその菌が放つ毒素が歯周の血管に侵入し、血流にのって運ばれることです。この菌や毒素が全身にばらまかれると、体のあちこちで慢性炎症を起こすことになるのです。急性の炎症とは違い、気づかないうちにじわじわと続く慢性の炎症。これが、いつの間にか動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、ガンなど重篤な病気を引き起こすことになります。歯周病も、慢性炎症も「気づかなかった」ではすまされないのです。

0 コメント

2021年

3月

08日

本八幡の整体院より,ネバネバ唾液とサラサラ唾液

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「よし、やるぞ!」というときに、昔はペッと両手に唾を吐きかけて…という姿が、時折見受けられました。これは、何か道具をもつ手がすべらないように、すべり止めの目的で行われたようですが、万全の態勢で気合を入れているわけですね。今なら、こんなことをやると「うわっ、キタナイ~」と嫌がられそうですが、気合が入るのはわからないでもありませんね。気合が入っている場合だと、自律神経の交感神経が優位になっているということですから、唾、つまり唾液は少々出にくくなっています。ストレスを感じているときと同様に、粘り気のある唾液になっているはずです。これは「粘液性唾液」と呼ばれています。このネバネバの正体は、ムチンというタンパク質の一種です。この成分は、口から侵入してきた細菌などをブロックする役目をしています。と同時に、口の中の粘膜を保護したりするなど口と体を守る大事な働きをしています。一方、食事をしているときなど、副交感神経が優位のリラックスしている場合には、サラサラした唾液が多く分泌されます。これは「漿液性唾液」と呼ばれ、唾液アミラーゼなど消化酵素をたくさん含んでいて、消化吸収をサポートする役割があります。特に、食べものと混ざって水分を与え咀嚼をしやすくすると同時に、飲み込みやすくして食道へスムーズに送り込むのも、この唾液の働きのひとつです。このサラサラの唾液のほうは、主に耳下腺、顎下腺から分泌され、粘り気のある唾液のほうは、主に舌下腺、顎下腺から分泌されています。唾液は99.5%が水分でできています。水分以外の残りの0.5%は、カルシウム、リン酸、ナトリウムなどの無機成分と、ムチンやIgA、ラクトフェリン、リゾチーム、アミラーゼなど免疫や抗菌の有機成分が含まれています。ほとんどが水分なのですが、有能な成分の働きによって、サラサラだったり、ネバネバだったりうまく使い分けながら体をサポートしてくれているのです。

0 コメント

2021年

3月

01日

本八幡の整体院より,唾液を助けるビタミンC

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ものを食べるとき、唾液がしっかり出ないと、消化・吸収の力を十分に発揮できません。また、咀嚼や嚥下の働きも悪くなりますし、口内の自浄作用、殺菌・免疫、皮膚や粘膜、脳の働きなどにも影響することは、すでにお話しした通りです。若返りのキーとなる、この唾液を分泌するのは唾液腺の役割で、それを担っているのが耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つの大唾液腺と、口腔のあちこちにある小唾液腺です。これらの唾液腺は、酸化に弱いという特徴があります。そのため、ビタミンCなどの酸化に対する抵抗力のある栄養素を必要とする臓器です。例えば、抗酸化物質として知られるコエンザイムQ10を摂ると、唾液腺の機能が向上することがわかっています。コエンザイムQ10は、エネルギー代謝などにも欠かせないビタミン様物質です。40年以上も前の実験ですが、モルモットにビタミンCを摂らせ、6日後に体内の臓器を調べたというものがあります。その結果、中枢神経や下垂体、唾液腺、副腎、胸腺、精巣、網膜、水晶体などで、高い濃度のビタミンCが測定されたそうです。そもそもビタミンCは水溶性で、摂ってもすぐに排出されてしまうと考えられてきました。しかも、動物は基本的に自分の体内でビタミンCを合成できますが、モルモットは、人間と同様に体内でビタミンCを作ることができません。この調査の結果はつまり、脳や副腎や唾液腺ほかビタミンCを必要とするところには、摂取したビタミンCがしっかりと貯蔵されているということを示しています。実は、体には「需要が大きい臓器に栄養は集結する」という、よくできたシステムがあるのです。もちろん、体内で十分に作れない栄養素であれば、自分でしっかり摂取しないと、臓器まで届かないことはことは言うまでもないでしょう。必要とする栄養素は臓器によって違いますし、特に不調がある場合には、その臓器に必要な特有の栄養素が欠乏している場合があります。ところで、ビタミンCと言えば「美肌」と思う人もいるかもしれませんね。確かに美容効果もありますが、体内の優先順位は生命活動を維持することが上です。肌にまでビタミンCが行き渡るには相当量のビタミンCを摂る必要があります。ですから、ビタミンCをタップリ補給し、唾液腺の酸化を防いで機能をアップすれば、唾液の力で体の内側から若返れるはずです。おまけに、美肌の副産物も期待できるかもしれませんよ。

0 コメント

2021年

2月

22日

本八幡の整体院より,栄養は吸収されて初めて意味がある

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。体を若く元気にしたいなら、体によいものをたくさん食べればいいんでしょ、とばかりにむやみに食べものを口にしても、すべてが体の栄養になるわけではありません。それがちゃんと消化、吸収されなければ、体内で役に立ちません。つまり栄養にはならないのです。口腔は消化器官の入り口で、消化のスタート地点です。食べたものを栄養として摂り込みやすいように分解するのが消化ですが、消化には消化酵素が不可欠で、そのトップバッターが唾液に含まれるアミラーゼです。口の中で嚙み砕かれた食べものは、唾液と混ざって胃へ送られます。胃では胃液中のペプシン、十二指腸では膵液、胆汁のリパーゼなどの消化酵素が順に加わって小腸へ。そして、ほとんどが小腸で吸収されます。この消化・吸収のリレーでは、まず口の中での咀嚼や唾液分泌の能力が、消化の機能を左右します。噛む力と、唾液の出方が非常に重要になるわけです。入り口でコケたら、その後のリレーがスムーズに進まなくなります。また、腸内環境のよしあしも、消化・吸収の働きに影響します。善玉菌が減って悪玉菌が増えているなど腸内の細菌バランスがくずれていると、腸管の上皮細胞の状態が悪くなり、消化・吸収の機能が低下してしまいます。いくら栄養のあるものを食べても、消化・吸収の力が衰えていると、自分の身にはなりません。しっかり噛むこと、唾液をたっぷり出すこと、さらには腸内環境と関わりが深い口腔内のコンディションを十分に整えておくことが、栄養を効率よく摂取するうえで欠かせない大事なことなのです。

0 コメント

2021年

2月

18日

本八幡の整体院より,柔らかい食事が老化を進める

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。唾液をたくさん出すためには、よく噛むことが効果的です。しっかりと味わいながら噛むことで味覚が刺激されると、さらに唾液の分泌が活発になります。そうすれば、唾液に含まれる若返り成分が、口の中にたくさん出てくることになります。最近では「ひと口30回」、つまり、ひと口食べたら30回噛むというのが定着しつつあります。でも、実際のところは、わかってはいるけど30回も噛んでいられない…そんな人が少なくないようです。それほど現代人は忙しくて、食事に時間をかけていられないということなのでしょうか。それもあるかもしれませんが、噛むことが少ない原因としては、加工度の高い食べ物を多く摂りがちということが挙げられます。よく加工されている食べ物は、ほとんどが柔らかくて食べやすいために、それほど噛む必要がないわけですね。その代表的なものが、ファーストフードです。こういうものだけ食べていると、しっかり噛む習慣はなかなか身につかないかもしれません。歯がほとんど無くなって咀嚼が難しい高齢者ならともかく、丈夫な歯がちゃんとあるにもかかわらず柔らかいものばかり食べていたら、将来は噛まないのではなく、本当に噛めない老人になってしまうことでしょう。65歳以上の4000人余を4年間追跡したある調査によれば、自分の歯が20本以上ある人と比べて、自分の歯がほとんどなく義歯も使用していない人の認知症の発症リスクは、平均1.85倍も高まるという結果が出ています。また、同じく65歳以上の地域住民を9年間追跡した調査では、何でも食べられると感じている人は、そうでない人と比べると死亡率が1.63倍低いという結果が報告されています。これは無視できない数字ですね。脳や唾液腺を刺激しながらよく噛んで、唾液をたっぷり出しましょう。柔らかいものばかりでなく、歯ごたえや食感も楽しみながら。早食いグセのある人は、飲み込む前にあと10回、せめて5回でも余分に噛むようにしませんか。それが、若返りの裏ワザになるかもしれませんよ。

0 コメント

2021年

2月

08日

本八幡の整体院より,口の中がカラカラの危険

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。大事な仕事のプレゼンのとき、また大勢の人たちの前でのスピーチで、緊張のあまり口の中がカラカラに渇いたという経験のある人も多いのではないでしょうか?あるいは、大きなミスをしでかした、アクシデントに巻き込まれた…等々、日常の中でも、口が渇くことはそう珍しいことではありません。私たちの体には生理的な活動を無意識にコントロールする興奮系の交感神経と、リラックス系の副交感神経という「自律神経」が備わっていてバランスをとっています。緊張すると、体内では交感神経が優位になり、呼吸循環器系は活発になる一方で、消化器系は活動が低下し、唾液の分泌も減少します。反対に、おいしそうな料理を目の前にしたときなど、思わず食欲が刺激されて唾液がたくさん出てきます。副交感神経が優位になって、リラックスして消化器系が活発になっているのですね。要するに、危機が迫っていたり、強いストレスがかかったりして緊張が高まっていると、「食べている場合じゃない!」と体が緊急時の態勢に入っているというわけです。ちょっとした緊張からくる渇きなら、通常は水を飲んで口の中を潤せば、じきに治まることがほとんどです。しかし、強いストレスが続き、口の中が渇いた状態がずっと継続するとドライマウスが進行します。水を飲んだくらいでは渇きが治まらず、ひどくなると話しにくくなったり、ものが食べにくくなったりします。また、口の中がネバネバすることもあります。唾液には抗菌作用・洗浄作用があって口腔をきれいに保つ働きがありますが、唾液が出なければ、当然この作用は弱まります。そのために歯垢がたまりやすく、虫歯が増えたり、歯周病が悪化したりします。と同時に、咀嚼障害や嚥下障害なども起きやすくなるのです。また、口の中の苔やカビにも注意が必要です。ふだんなら唾液が洗い流してくれる舌苔がこびりついてしまって、口臭のモトになることもあります。さらには、口の中の乾燥によってカビの一種・カンジダ菌が増加し、口腔カンジダ症を起こしやすくなります。これは、味覚障害や口内炎の原因となることがあります。そして何より、緊張状態が続いて食欲が低下するだけでなく、咀嚼障害や嚥下障害などで食べものが食べられなくなることは大きな問題です。必要な栄養が十分に摂れないというのは、全身の健康をキープするのが難しくなることです。怖い病気を引き起こさないためにも、早めに十分な口腔ケアをしましょう。ストレスが避けられない状況にあっても、できるだけ口の中の乾燥を長引かせないようにしたいものです。

0 コメント

2021年

2月

05日

本八幡の整体院より,筋肉の種類を知ってトレーニング

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。歳を重ねたからこそ、筋肉を衰えさせないようにしなくてはいけません。全身を刺激し、現状の機能を維持するための運動について考えるとき、筋肉の種類「赤筋」と「白筋」についての知識があると、より効率よく運動を続けることができます。人の筋肉には横紋筋と平滑筋があり、横紋筋には骨格筋と心筋があります。骨格筋は、身体を動かしたり姿勢を保ったりするために必要な筋肉です。心筋は文字通り、心臓にしかない筋肉のことです。一方、平滑筋は内臓や血管の壁にあって、その収縮によってこれらの働きを維持します。心筋や平滑筋は自律神経が調節するので、自分の意思では動かすことができません。これを不随意筋といいます。これに対して、骨格筋は運動神経によって調節されるものなので、自分の意思で動かすことができます。これを随意筋といいます。したがって、骨格筋は自分の意思でいかようにも鍛えることができ、だからこそサルコペニアは予防することができるのです。骨格筋は、筋繊維と呼ばれる直径0.1㎜以下の非常に細い細胞からできていて、赤筋と白筋と呼ばれる異なる性格を持つ筋繊維に分けることができます。赤筋は1型繊維の通称で、より細い筋繊維で酸素を蓄えるミオグロビンというタンパク質が多く含まれているため赤色に見えるのでこう呼ばれています。赤筋は収縮スピードは遅いのですが、酸素をたくさん蓄えてミトコンドリアというエネルギー合成機関が豊富に含まれているので、繰り返し収縮しても疲れにくく、「遅筋」という別名もあります。白筋は2型筋繊維の通称で、やや太めの筋繊維でミオグロビンがあまり含まれていないため疲れやすいかわりに、収縮スピードが速いので「速筋」とも呼ばれていて、無酸素状態で瞬時に大きな力を発揮することができます。人はこの赤筋と白筋がモザイク状に配置されていますが、骨格筋量の大小に加えて、どちらの筋肉が多いかによって、個人個人の運動能力に差が出てくるのです。陸上選手で考えると、一般的に短距離選手は瞬発力にすぐれた白筋が、長距離選手は持久力にすぐれた赤筋が発達しています。白筋は加齢によって衰えやすくなるため、短距離選手の能力は、30歳を超えるとトレーニングを積んだとしても、維持することは非常に困難です。一方、赤筋を鍛えるには、有酸素運動で赤筋のまわりにある毛細血管の血流を良くすることで、かなりうまく鍛えることが可能です。というわけで、アンチエイジングに効率的な筋肉の鍛え方の極意が見えてきましたね。まずは、早歩き、ジョギング、エアロバイクのような有酸素運動で、毛細血管の血流を介して赤筋を中心に刺激します。そのうえで、体力がついてきたら、ケガに注意しながら白筋をほどよく鍛える筋力トレーニングを加えていくといいでしょう。

0 コメント

2021年

2月

01日

本八幡の整体院より,難聴の認知症リスク

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。本人があまり気づきにくい加齢変化のひとつに、難聴があります。英国での調査によると、聴力に何らかの問題を抱える人は、およそ6人に1人、日本では2015年に行われたアンケートで、難聴だと思っている人は、18歳以上でなんと13%もいたそうです。決して無視できない数字ですね。英国の権威ある医学専門誌「ランセット」によれば、難聴=耳が聞こえにくいことは認知症のリスクがあるとされています。と同時に、仮に難聴になる人を完全に無くせたといたら、認知症を今より9%も減らせるとされていました。ではなぜ、難聴が認知症のリスクになるのでしょう。英国で行われた最新の調査では、50歳以上の難聴がある人では、認知症のリスクが1.6倍となっていました。これに関しては2つの可能性が指摘されています。1つめは社会的な孤立につながるため。難聴になると相手の声が聞き取りにくくなり、知らず知らずのうちに、他人との関わりが億劫になっていきます。さらに、社会的に孤立すると、日常会話による刺激がなくなり、精神的ストレスで認知症になりやすくなるとの指摘もあります。2つめは認知的な負荷のためです。本来、健全な脳は複雑な仕組みによって、会話の一部が聞こえなくても、自動的に可能性の高い言葉を補って理解することができます。たとえば、「こ?ば?は」と聞こえた場合でも、「ん」という言葉がその合間に入り「こんばんは」なのではと、脳が判断して補ってくれる場合がほとんどです。しかしながら、難聴者が騒音の中で会話を聞き続けるためには、精神的にも相当なエネルギーを必要とします。このため、脳にほかの働きをする余裕が徐々に減り、結果として、全体的な認知能力が低下するのではないかと考えられています。日常生活での難聴のサインは次のようなものが挙げられます。

■人の話声がよく聞こえない、よく聞き間違える

■会話中、相手に何を言ったか聞きなおすことが増えた

■テレビやラジオのボリュームをつい大きくしてしまう

■電話の音、ドアのベル、家電のチャイムなどがになかなか気づかない

■雑音がどの方角から来ているかわからない

■聞くことに集中することが、異常に疲れたり、ストレスを感じる

■自分の声が大きいといわれる

0 コメント

2021年

1月

24日

本八幡の整体院より,声の老化

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。歳とともに、以前よりも自分の発声時の声がなんだか頼りなく聞こえたり、ハリがなくなったりしていないでしょうか。たとえば、まったく知らない人と初めて電話で声を聞いただけでも、その人が若いかお年寄りかは、だいたい見当がつきますよね(しゃべり方という要素もありますが)。それは、声にも年齢が反映されるからです。声の加齢変化は、声帯と呼吸筋が衰えてくることによるものです。声を出すとき、私たちは無意識のうちに声帯を振動させます。呼吸のときは、声門(声帯のある場所の隙間)を開いているのですが、発声時には声門を閉じて声帯を振動させることで音にしているのです。若いときは、声帯に振動が自然にうまく伝わるのですが、加齢とともに声帯が萎縮し、振動がうまく伝わらずに声量、声のハリともに低下してきます。さらに、声帯を老化させてしまうものに、のどの炎症があります。喫煙などが最たるものですが、刺激の強い食べ物を頻繫に、もしくは大量に食べたり、長時間にわたる大声での会話なども炎症を引き起こします。また、横隔膜を代表とする呼吸筋も、加齢とともに萎縮していくのです。では、声を若々しく保つにはどうすればいいのでしょうか。呼吸筋は有酸素運動をすれば、それがそのままトレーニングになりますが、まずは、ふだんの暮らしの中で、意識的な深呼吸の時間を取り入れてみましょう。1日10回程度でも効果はあります。深呼吸をする際には、横隔膜はもちろんのこと、肋間筋や腹筋といったほかの筋肉も連動していきます。しっかりと、肺の奥の奥まで酸素が行き渡る感じをイメージしながら行うといいでしょう。息を吐く時間のほうを長めにする呼吸法は、心臓にあまり負担をかけたくない高齢者にも適した方法です。その理由は、自律神経の働きから説明できます。運動をすると、誰でも交感神経の働きで心拍数が増えていきますが、このとき吸う時間よりも吐く時間を長くすると、副交感神経の活動も上がってくるので、必要以上の心拍数の上昇を防ぐことができるのです。吸う時間と吐く時間は、おおよそ1対2にするのが目安です。どこの部位であれ、筋肉は使わないと萎縮していきます。だからこそ、高齢になればなるほど、あえて時間をとって「きちんとした呼吸法をしながら、はっきりと言葉をしゃべること」が必要になります。歳をとると家にいる時間が増えて、声を出す機会も減っていきがちです。家族との会話も一種のトレーニングです。一人暮らしの人も、一日の中で深呼吸の時間や、声を出す時間をぜひ作ってみてください。カラオケなども、声帯と呼吸筋を鍛えるいい機会になります。

0 コメント

2021年

1月

18日

本八幡の整体院より,身長が4㎝以上低くなったら要注意

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。年齢とともに必須ともいうべき老化現象が骨粗しょう症です。骨は日々つくり変えられていて、古い骨は吸収され、新しい骨に置き換えられます。骨の吸収に関わる細胞は破骨細胞といって、多くの波状縁というギザギザを持ち、これが骨の内側に食い込んで、骨を溶かす物質を出して骨を吸収していきます。一方、新しい骨の形成に関わる細胞は、骨芽細胞といいます。骨の構成はよく鉄筋コンクリートでできた建物にたとえられますが、コンクリート部分はハイドロキシアパタイト(カルシウムからできている)、鉄筋部分はコラーゲンにあたり、この両者がバランスよく働くことで建物(骨)は強固に保たれます。近年の研究では、コンクリートに値するカルシウ量が減っているだけでなく、鉄筋部分であるコラーゲン、とくに、鉄筋同士をつなぎとめるビスのような物質の善し悪しも重要なことがわかってきました。いわば、鉄筋がサビていないかどうかです。骨粗しょう症とは、骨の量が減ったり、骨がもろくなったりして脊椎、腰椎、あるいは大腿骨頭頸部などが骨折しやすくなった状態をいいます。骨粗しょう症は骨折につながることから、寝たきりの原因としてもクローズアップされています。診断方法は、骨密度検査によって行われ、一般的にX線を用いた検査で、若年成人平均値の70%未満になると、骨粗しょう症と診断されます。この診断法だと、40歳以上の男性の3~12%、女性で19~26%程度の割合で合併してくるとされています。日本における骨粗しょう症患者は、1000万人を超えるというデータがあります。とくに女性は、閉経後に飛躍的に有病率が増加していき、70歳以上の女性では、半数近くが合併していると推定されます。閉経後の女性の骨密度が減少する最も大きな原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏です。エストロゲンはいろいろな作用に関わっていますが、そのひとつに、骨を壊さないようにする作用があります。閉経後にエストロゲンの分泌量が減ると、破骨細胞が増加して、古くなった骨をどんどん溶かしていきます。骨芽細胞がそのスピードに追いつけず、骨形成が低下してしまうのです。骨粗しょう症による骨折のうち、大腿骨頭頸部骨折を起こす患者さんは、年間約9万人ともいわれ、このうち40%は、社会復帰できないともいわれています。女性は、閉経を迎えたらできるだけ早く検査を受けて、必要であれば早めに治療を受けたほうがいいでしょう。とくに、若いときに比べて身長が4㎝以上低くなっていたら、要注意です。身長は加齢とともに緩やかに縮んでいくものですが、4㎝以上なら骨粗しょう症による脊椎の骨折による危険性が高いでしょう。子どもの頃、前より背が伸びたか測ったものですが、アンチエイジング世代は、背が低くなったかを見るために、定期的に身長を測ったほうがいいかもしれません。

0 コメント

2021年

1月

14日

本八幡の整体院より,「免疫老化」に対抗する秘訣

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。以前にも増して注目されているもの、それが免疫力ではないでしょうか。免疫力とは、身体自体が持つ抵抗力のことです。ウィルスや細菌など、病気の原因になるような病原体が体内に侵入したとき、身体が「自分とは違うものが入り込んできた」と判断し、これを排除しようとする機能のことです。また、侵入してきた病原体を弱体化させる力も持っています。しかしながら、この免疫力も、加齢とともに低下していきます。これを「免疫老化」と呼び、加齢とともに増えるガンの増加にも関連しています。新型コロナでも、感染すると重症化しやすいリスク要因のひとつに「高齢」があげられていることでもわかると思います。一般的に、インフルエンザウィルスや風邪ウィルスなどのような比較的小さな異物に対する免疫機能としては、リンパ系に存在しているリンパ球の働きが有名です。とくに、Tリンパ球、通称「T細胞」といわれるものは、病原体に反応して増えて、リンフォカインと呼ばれる体内でつくられる様々な物質を増産して、免疫反応を起こすことが知られています。加齢とともに起きる免疫老化は、Tリンパ球の全体的な機能の衰えによるものと考えられてきました。しかし、最近の研究からは、加齢とともに、あまり役に立たないタイプのTリンパ球の増加に伴い免疫老化を起こすことがわかってきました。もうひとつ、免疫細胞として有名なものに、リンパ球のひとつであるNK細胞があります。私たちの身体にあるリンパ球は、70~80%がTリンパ球、5~10%が抗体(免疫グロブリン)をつくるBリンパ球で、残りの15~20%のリンパ球がNK細胞という割合になっています。NK細胞は他のリンパ球と比べても比較的大型のリンパ球です。Tリンパ球やBリンパ球が、外から入ってくる病原体に攻撃されてはじめて働く、いわば受け身の免疫細胞とは異なりNK細胞は、常に体内をパトロールしながら、ウィルスに感染した細胞やガン細胞を見つけては即座に処理をするという、きわめてアクティブな免疫細胞なのです。つまり、日常的かつ恒常的に免疫力を高めるには、このNK細胞を活性化しておくことが大切です。NK細胞を活性化させるための、自分自身でコントロールできる生活の極意は次の8つです。

①タバコを吸わない

②飲酒は適度にする

③十分な睡眠をとって、身体に余分なストレスをためない

④疲れすぎない程度の、適度な運動を習慣にする

⑤よく笑う

⑥身体を冷やさないようにして、体温を下げない

⑦不必要な薬を服用しない

⑧バランスのいい食事を心がける

0 コメント

2021年

1月

09日

本八幡の整体院より,ナッツの力

本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。ナッツの摂取は、心筋梗塞をはじめとする「心血管疾患」の発症リスクを低下させることが知られています。馴染みのあるナッツといえば、ピーナッツやクルミ、アーモンドでしょうか。これらには、不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が含まれていて、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果があります。強力な抗酸化作用を持つビタミンEも豊富です。クルミが血管の弾力性を良くする作用があることは、医学的にも証明されています。また、アーモンドの継続的摂取で、身体の糖化度を示すAGEが20%も減少したことも発表されました。ただし、このような医学的な証明論文では、ふだん考えられるような食生活とは違って、「かなり大量に」「毎日継続的に」「3か月から2年といった長期的に」摂取する実験をするので、この食品が身体に良いとわかったからといって、毎日その食品ばかりを摂取するのはおすすめしません。「大豆」「ニンニク」「ナッツ」のいずれをも、毎日少しずつ、かつバランスよく、食べるのが、ふだんの生活でもよい結果を出す極意だと思います。ナッツは、種類も豊富です。最近では、ピスタチオナッツもアンチエイジングに働くことがわかってきました。脂質を改善する効果に加えて、脂質異常症の患者の血圧を下げる作用も報告されています。ピスタチオナッツはもともと中央アジアが原産ですが、日本には19世紀に伝わったそうです。お酒のつまみや、ケーキやクッキーなどのお菓子づくりの材料としてよく知られていて、ナッツの中でも栄養価がとくに高いので、「ナッツの女王」とも呼ばれています。カリウムも豊富に含まれているので、体内の余分な塩分(ナトリウム)を体外に排出して、高血圧を予防する働きもあります。ほかにも、ごく最近知られるようになったナッツに「サチャインチナッツ」があります。アマゾンが原産で、亜麻仁油や青魚の脂であるオメガ3の油を含み、ビタミンEも豊富なことで、晴れてスーパーフードの仲間入りをしたようです。このようにナッツにもいろいろ種類があるので、料理やつまみに、品を変えながら毎日取り入れてみましょう。ただしカロリーが高めなのと、塩分が加えられているものも多いので、できれば無塩のものを少しずつがおススメです。

0 コメント

2021年

1月

05日

本八幡の整体院より,快眠ホルモン「メラトニン」はアンチエイジングにも関わる

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。睡眠を引き起こすメカニズムには、大きく2つあります。ひとつは「疲れたから眠る」。もうひとつは「夜になったから眠る」です。夜になると、脳の松果体という場所からメラトニンというホルモンが出て、身体と心を眠る状態にシフトさせていき、自然な眠りにつかせてくれます。このメラトニンの分泌は、光によって調整されている部分が大きいのです。夜になってもいつまでも明るい照明の下で起きていたり、布団に入ってからもスマホなどを見ていたりすると、メラトニンの分泌が減ってしまい、なかなか寝つけなかったり、寝つけたとしても深い眠りに入れない、すぐに目が覚めるなどの睡眠障害に陥りやすくなります。反対に、遮光カーテンなどで光が差し込まない部屋だと、朝になっても目覚めない、もしくは二度寝をしてしまった…ということが起こったりもします。メラトニンの分泌量は、加齢によっても減っていきます。高齢者に「朝早くに目覚めてしまう」「夜中に何度も起きてしまう」という人が多いのは、こちらが関連していると考えられます。メラニンは「眠りを誘う」ほかにも、その抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促進したり、疲労をとったりする作用もあるため、「よく眠る」こと自体が、疾病予防や老化予防にもつながります。病院では不眠を訴える患者さんに入眠剤が処方されることもありますが、まずは薬よりも生活習慣からアプローチしてみてはいかがでしょうか。

0 コメント

2020年

12月

24日

本八幡の整体院より,100歳まで歩く骨づくり

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。世界に名だたる長寿国の日本。課題は、健康寿命の延伸です。健康寿命とは、たんに長生きするだけでなく、自分ひとりで食べて、入浴できて、排泄できること。なるべく人の手を借りない形で、自分らしい暮らしを営むためには、骨の健康が大きな意味を持ってきます。骨が丈夫であれば、自分で歩き、行動できます。その状態を継続できれば、高齢になっても、たいていのことは自分で行うことができるでしょう。反対に、それまで元気だった高齢者が、ふとした機会に転倒、骨折をして安静を強いられると、あっという間に足腰が衰えて、寝たきりになってしまうことも少なくありません。ロコモティブ症候群ですね。骨も歳をとります。骨が弱くなって骨折を起こしやすくなる状態を骨粗しょう症といいます。歳をとると次第に背が小さくなったり、背中や腰が曲がってしまう傾向がありますが、あれも骨粗しょう症による一種の骨折です。とくに閉経後の女性は、ホルモンの関係により、骨粗しょう症はほぼ必至といっていいかもしれません。見た目の変化だけでなく、大腿骨頭部骨折のような歩くのに欠かせない場所を骨折してしまうと、二度と歩くことができなくなる場合も考えられます。つまり、骨折は高齢者によっては致命的なケガであり、QOL(生活の質)に大きく関わってきます。アンチエイジング対策としては、前段階である骨粗しょう症を予防することが大切です。予防のカギとなるのが、ビタミンDです。骨の材料といえばカルシウムなのでは?と思うかもしれませんが、ビタミンDは、食事で摂取したカルシウムの腸管からの吸収率を高め、骨密度を増加させます。ほかにも、ビタミンDには筋肉を強くして転倒を予防したり、免疫機能を高める働きも高める働きもあるので、アンチエイジング世代には欠かせない栄養素といえるでしょう。ビタミンDが豊富に含まれている食品は、キノコ類、魚介類、卵があります。とくに、天日干ししたキノコには、ビタミンDの1つ前段階の物質であるエルゴステロールが多く含まれています。活性化させるには、食べる直前に今一度日光に当てるのも効果的です。青魚にはビタミンDばかりでなく、摂りたい油であるEPAも豊富なので一石二鳥です。どれも毎日の食生活で取り入れやすいものばかりですから、積極的に食べるようにしましょう。ビタミンDは、数あるビタミンの中でも唯一、人の体内でもつくることができるビタミンです。ちなみに、ビタミンDの原料はコレステロール。コレステロール自体が悪者ではない、いい例ですね。体内のビタミンDも、キノコと同じように日光、とくに紫外線を浴びると活性化します。最近は、紫外線はアンチエイジングの敵として避ける傾向が強いですが、直射日光に当たる必要はありません。昼間の時間帯に日陰や木陰を選んで20分歩くだけで十分です。

 

 

0 コメント

2020年

12月

18日

本八幡の整体院より,サルコペニアを予防するタンパク質

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。老化現象のひとつ、サルコペニア(筋肉の減少)。けれども、なぜ歳を重ねると、筋肉量が減っていくのでしょう。医学的には「高齢になると同化抵抗性が出現する」と説明されています。言い換えると、食事から摂るタンパク質(体内ではアミノ酸に変わります)のもとになる物質が体内に入って筋肉組織に届いても、高齢になると筋肉タンパクがつくられにくくなるということになります。ただし、適切なアミノ酸を多めに摂取すれば、高齢者の筋肉細胞でも、骨格筋内でタンパク質の合成を誘導する可能性があることもわかっています。つまり、歳をとって筋肉が減ってきたら原料となるタンパク質はそれほど必要ない、のではなく、歳をとったからこそますますしっかりとタンパク質を摂る必要があるのです。よく、「歳をとっている人ほど肉を食べましょう」と言われるのもこれが理由です。一般的なタンパク質の摂取量の目安は、良質なタンパク質を1食あたり25~30g以上を3回、1日量で最低でも75gは食べることが推奨されています。10年前の国民健康・栄養調査の結果を見ると、69歳までのタンパク質摂取量はちょうど1日あたり75gですが、70歳以上では男性だと72g、女性では62gと、やはり不足気味のようです。その差にしてみると数gから10数gです。10g多く食べるかどうかでそんなに違いがあるのか?と思いがちですが、これは標準偏差といわれるデータによって出された数字ですから、実際には、非常に個人差が大きいことがわかっています。食べる人はよく食べ、食べない人はほとんど食べない。この差が問題なのです。ここでは、高齢者の骨格筋の筋肉細胞に効果的に供給できるアミノ酸について、具体的に行われた一定期間観察・実験する試験の研究をもとにお話しましょう。1つめの研究は、チーズを食べる試験です。高齢者40人を対象として3か月間、高タンパク質食品としてリコッタチーズを毎日210g(1日のタンパク質量で約16g)を補給しましたが、骨格筋量、筋力に有意な増加は見られませんでした。2つめの研究は、サプリメントとして補給する試験です。高齢者65人を対象としてタンパク質15gを含むミルクタンパク質250mlを1日に2回(1日量30g)補給したところ、身体機能は優位に改善したのですが、骨格筋量の増加は認められませんでした。そこで3つめの研究として、アミノ酸をサプリメントで補給する試験を行いました。高齢の男女95人を対象に、11種類のアミノ酸を混合したサプリメント12gを3か月間補給し、歩行能力や筋力を比較しました。すると、対象群と比較してアミノ酸補給群では歩行能力の改善と筋力の増強が認められたのです。これによって、高齢者のアミノ酸の経口投与が、効果があることが示されました。さらに研究をすすめたところ、結論として最も大切なアミノ酸は「ロイシン」だということも判明したのです。

 

0 コメント

2020年

12月

07日

本八幡の整体院より,身体の酸化=老化防止には野菜・果物

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。身体の老化を進展させる1つの要素が酸化です。活性酸素による酸化ストレスが加齢のメカニズムの根源であるという「活性酸素説」、あるいは「酸化ストレス説」といわれる学説は、1956年にアメリカで発表されたものですが、現在でも最も有力な加齢現象の科学的な根拠として知られています。生きていくために欠かせない呼吸によって取り込まれた酸素の2~3%は、必ず身体にダメージを与える活性酸素となり、身体を次第にサビさせてしまうのです。この酸化に対抗してくれるのが、抗酸化物質です。世の中には、様々な抗酸化物質がありますが、中でもアンチエイジングに役立つ抗酸化物質として認められているものにアルファヒドロキシ酸、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAなどがあります。これらの中でも抗酸化度がトップクラスなのが、アルファヒドロキシ酸です。加齢に伴う皮膚の老化に対して、最も安全でかつ効果があると考えられています。食品では、サトウキビ、テンサイ、パイナップルなどに多く含まれていて、別名「フルーツ酸」として化粧品によく使われる成分でもあります。ビタミン類のうち、ビタミンCは体内のコラーゲンを合成するアミノ酸の1つ、ヒドロキシプロリンを生成するときに欠かせないものです。ビタミンCが不足すると、細胞と細胞をつないでいる接着剤の役割をするコラーゲンの生成や保持がスムーズにいかなくなり、深刻な場合は血管の壁が損傷したりします。ビタミンCの含有量が一番多いのはアセロラですが、ビタミンCはたくさん摂取しても、必要な分以外は尿としてすべて排泄されてしまうので、毎日継続的に必要十分な量を摂取することが大切です。ビタミンEは、トコフェロールとも呼ばれ、食品の酸化防止剤として広く利用されています。植物油、アーモンドなどの種実類、魚卵などで摂取するのがおススメですが、ビタミンEは脂溶性のため、摂り過ぎると体内に蓄積されやすい傾向があるのでその点は注意しましょう。ビタミンAは、ベータカロテンが体内で変化してできるものです。ベータカロテンは、にんじんやブロッコリー、小松菜やパプリカなどに代表される緑黄色野菜に多く含まれる天然色素、カロテノイドの一種です。ベータカロテンは摂り過ぎによる弊害はほとんどありませんので、緑黄色野菜はたっぷり食べてください。ほかにも、野菜や果物にはポリフェノールと呼ばれる色素や苦味成分が含まれていて、こちらにも優れた抗酸化作用があります。トマトのリコピン、大豆のイソフラボン、ブドウやナス、ブルーベリーのアントシアニン、そばのルチン、ごまのセサミン、緑茶のカテキンなどが代表的です。

0 コメント