院長のブログ

2020年

9月

17日

本八幡の整体院より,努力と結果は比例するとはかぎらない

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「頑張り屋さん」と言われれば、誰でも悪い気はしないでしょう。成績でなく努力をほめることは、子どもの教育面でも大切なことだとされています。学校での努力をほめられて育ってきた人は、「頑張り屋さん」の社会人になっているのではないでしょうか。「頑張り屋さん」であることは、もちろん美徳なのですが、「頑張りすぎ」は、かえって自分を苦しめてしまい、成果も上がらなくなることがありえます。得に社会人になってからは、汗をかいた努力よりも、残した成果が求められます。頑張る=とりあえずほめられる、という法則が通用しなくなってきます。「部長が満足するレベルにまで書類を仕上げないと」「いざ資料を提出しようとすると、間違いがないか心配になってしまう」「こんな出来では、また注意されてしまう」などと、失敗を恐れてしまう心理を背景とした頑張りは、自分を精神的に追い詰めることがほとんどです。100あるものをすべて100の品質で仕上げようとする人よりも、質は80でいいからスピードを優先する、あるいは、ここはアバウトに80%で済ませて、ここは120%ぐらいにしっかり固めておこうなどと、重要なところとそうでないところを区別できる人のほうが、結果を残せるようになってきます。マラソンや長距離水泳のような長丁場のスポーツは、すべての時間を100%のエネルギーで活動できるわけではありません。ある程度落としたペースを、ある程度の時間にわたってキープすることが、求められるのです。長いスパンでものごとを捉えると、ペースを落とす、あるいは抜きどころや休息を巧みに取り入れるテクニックが必要だということがわかってきます。いわば、「休み上手な頑張り屋さん」が、結果を残す努力家ということになるのではないでしょうか。スポーツ、特にトップアスリートの中には、自分を追い込みすぎて常識では考えられない過剰な練習量をこなすあまり、「オーバートレーニング症候群」に苦しんでしまう人も見られます。オーバートレーニング症候群とは、まさに「過剰練習症候群」のことです。ハードなトレーニングを長期間にわたって続けると、疲労が原因で成績が上がらず、パフォーマンスが低下してくることがあります。普通の疲労ならば、適度な休息ですぐに回復するはずです。ところが、2週間以上休息しても回復しない状態が、しばしば見られます。これが、オーバートレーニング症候群です。オーバートレーニング症候群では、いろいろな不調が現れます。全身倦怠感や不眠、食欲不振や過食など食欲の変化、イライラ感、集中力低下、抑うつ気分など、うつ病と区別が難しくなるくらいのつらい状態になることもあります。勝利や記録のプレッシャーと戦い続けるトップアスリートでなくても、「頑張り屋さん」と言われる人は、オーバートレーニング、あるいは、オーバーワークに無意識のうちに陥ってしまう危険性が高いと思われます。ちょっと息切れする、くらいではすまない不調に陥るケースも多いのです。オーバートレーニング症候群の治療のポイントは、薬ではありません。適切な休息、それ以上に「休息する勇気」です。「頑張り屋さん」は、休息することに不安や罪悪感をもっていることがほとんどです。休息する不安との戦いも、強いられるのです。

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2020年

9月

03日

本八幡の整体院より,「酒」との上手な付き合い方

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。リラックスと元気づけの両方の作用を持っているものと言えば、アルコールもその仲間です。アルコールには興奮作用がありますが、体にとっては不要なので、最初は排泄反射が起き、副交感神経が優位になってリラックスします。その後、だんだん元気な状態になり、興奮の世界に入っていきます。アルコールを飲んでから2~3時間後を境に、副交感神経優位から交感神経優位に切り替わっていきます。酒の席を思い浮かべてみればわかると思いますが、最初は皆、リラックスモードに入り、次第に興奮モードに切り替わっていくはずです。リラックスモードでは、日ごろの仕事ぶりに対する慰労をし合うなど、癒しの場をつくり出します。その後、興奮モードに入ったあたりで、皆で夢を語り合う、将来のビジョンを語り合うよう心がければいいでしょう。酒の席がプラスに働き、疲れも緩和されるかもしれません。しかし、同じ酒の席でも、最初の副交感神経反応の時は愚痴、不平不満を吐き出すだけ、興奮モードに入ってからは、怒りを爆発させるというようなマイナスの流れになってはよくありません。愚痴を言うのも時々はいいでしょうが、いつもそればかりだと、精神的にもよくないし、疲れを悪化させかねません。よく言われるように、お酒もほどほどにしなくてはなりません。なぜなら、3時間を超えて、大量に飲むと、二日酔いになってしまうからです。交感神経緊張の極致の状態で、疲れが取れるどころではなく、完全に疲れをひどくしてしまいます。二日酔いの時は、のどが渇いて、脈が速くなり、鼻水が黄色くなっているでしょう。これらはすべて、交感神経が優位になっている証拠です。若いころに飲みすぎて、頻繫に二日酔いになっている人は、早めに認知症になる可能性が高くなります。交感神経緊張の極致で、脳の血流不足が深刻化し、脳神経がやられてしまうからです。アルコールも、時々、適量を飲む分には疲れを回復させるかもしれませんが、度が過ぎると、疲れを助長させ病気を招くことになります。

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2020年

8月

22日

本八幡の整体院より,「気を遣いすぎて疲れる」

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「気を遣いすぎて疲れる」というフレーズ、非常によく使われます。何に気を遣いすぎるのかと言えば、もちろん「他人」にです。人間は、人間の集まりである社会の中で生きています。自分と異なる「他人」がいる以上は、他人を意識して生活しなければなりません。逆に言えば、たくさんの「他人」の中で生活しているからこそ、「自分」という存在を考えられるのかもしれません。「他人」の種類によっても、気を遣う程度には強弱があります。職場の上司や同僚、部下の中でも、声をかけるだけでも緊張してしまうような相手もいれば、気を遣っているという意識をほとんど持たないくらい、フランクに接することのできる人もいるでしょう。特定の相手ばかりではありません。まったく面識のない相手と大事な用件で会わなければならないときなどは、程度の差こそあれ、動悸がしたり冷や汗をかいたり、緊張することもままあるはずです。こうした反応は、動物が未知の物体に遭遇したときに、警戒、威嚇、あるいは間髪入れずに闘争してしまうのにも似た、本能的な防衛反応と言えます。特定の苦手な相手、あるいはまったく未知の人物に対して身構えてしまうのは、仕方ないところもあります。しかし、対人不安はこれだけにとどまりません。実はわたしたちは、電車の中や映画館など、公共の場でも、なにかしら気を遣っていることが多いのです。混んでいる電車の中では、ドア近くに立っている人は、駅でドアが開いたらいったん外に出ないと、中の人が降りられません。これも、混み方によっては「外に出るべきか」「中にいるべきか」などと、頭と気を遣います。ベビーカーを電車内へ持ち込む際のマナーが、議論になることもあります。ベビーカーを畳んで電車に乗る、あるいは朝のラッシュ時にはベビーカーを持ち込まないようにしてほしいまどと、一部の乗客からはクレームがあるそうですが、混んでいるとわかっていても子ども連れで乗らざるをえないケースもあるはずです。この話を聞くと、子育て環境に非常に厳しい日本の状況にため息が出ます。特定の人物、あるいは不特定の人物にかかわらず、「気を遣って疲れる」の裏側には、対人不安、緊張が潜んでいます。「他人に迷惑をかけないか」という配慮が強すぎて、不安や緊張のレベルに達してしまっているのです。「気を遣って疲れる」のは、他人への配慮が行き届いている証拠なのですが、行き届きすぎているとすれば、自分がつらくなります。「気を遣いすぎる」から、「気を遣う」程度にレベルを下げるには、やはり「気を休める」のがベターです。

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2020年

8月

15日

本八幡の整体院より,コーヒー・紅茶の飲み方

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。仕事や外出から帰ってきた時に、私たちはお茶やコーヒーを飲んで一服します。それは、含有されているカフェインの作用を体が求めるからです。カフェインには、副交感神経と交感神経の両方を刺激する作用があります。本来は、交感神経を刺激する興奮作用を持っているのですが、少量だけ体に入ると、まず、体が苦味を感じて「いやなもの反射」を起こします。こうして、短い時間だけ排泄反射が起き、副交感神経が優位になってリラックスします。カフェインには利尿作用があるので、お茶やコーヒーを飲むとトイレに行きたくなりますが、これは、副交感神経の排泄反射によって引き起こされているわけです。しかし、カフェイン自体は、本来、体を興奮させる作用を持っているので、副交感神経の反応が終わったころに、交感神経を刺激し、体を興奮させ、元気が出てくる反応が起きます。お茶を飲んで一服する時は、まず、リラックスして、その後元気が出て、また仕事を始めるという流れになりますが、これは、自律神経の反応をそのまま反映した現象であるわけです。これは、カフェインが入ったものならコーヒーでも、日本茶でも、ウーロン茶でも同じようになります。ただ、疲れがちょっとキツイ時には、砂糖を少し入れたコーヒーや紅茶がよいでしょう。砂糖を少し入れると、リラックス作用が大きくなります。また、ミルクを入れると、脂肪が加わるので、リラックス作用の時間が長くなります。砂糖とミルクには、リラックス作用を強め、長くする働きがあるわけです。したがって、コーヒーや紅茶を飲むにしても、すぐに興奮と元気がほしい時には、ストレートで飲むとよいでしょう。少しリラックスをしてから元気がほしい時には、砂糖を入れ、さらにリラックスしたい時には、ミルクを入れるとよいのです。ちなみに、紅茶にはレモンも入れますが、レモンも、あの酸っぱい味が副交感神経を刺激して「いやなもの反射」を起こすので、リラックス作用が深まります。自律神経の面から見れば、世界中で長い間飲まれ続けている飲み物には、リラックスと元気づけ用の両方の作用があり、愛される理由がわかります。さらに、砂糖やミルク、レモンを入れるという飲み方にも、合理的な理由があることがわかるのです。

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2020年

8月

03日

本八幡の整体院より,甘いものが好きな人ほど疲れやすい

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。私たちは疲れた時、疲れを取ろうとして、何かを食べたり飲んだりします。交感神経の緊張が続き、体が血流不足になったり、血糖値が下がっている状況を、「食べる」という副交感神経のスイッチを入れる行為、糖を補給する行為で、何とか緩和しようとするからです。さて、疲れた時に食べたくなるものとしては、甘いもの、酸っぱいもの、辛いもの、冷たいものなどの刺激的なものがあります。実はそれぞれ、体に及ぼす効果が違います。ですから、当然、疲れの取れ方も違ってきます。疲れた時に、つい手が伸びてしまうのが、甘いものです。昼間ブレイクを入れる時や、夜、帰宅後などに、口に入れてしまいます。疲れた時は、低血糖になっているわけですが、甘い食べ物は、副交感神経を刺激してリラックスを促し、手っ取り早く血糖値を上げてくれるので、疲れにはよいわけです。ストレスと疲れが蔓延する現代社会では、スイーツが人気になる理由もわかるような気がします。しかし、甘いものの摂りすぎは、実は疲れやすさのもとになります。甘いものに含まれる砂糖は、ショ糖と呼ばれ、体のエネルギーになるブドウ糖にまで分解される過程が短く、体内に入ると、急激に血糖値や体温を上げる作用があります。一見よさそうに見えますが、血糖値が急激に上がることで、血糖値を下げる働きのあるインスリンの分泌を誘発し、今度は急激に血糖値も体温も下がります。この下がり方が早いので、短時間で低血糖になり、すぐにお腹がすいて何かが食べたくなってきます。見た目には、急激に交感神経が優位になって興奮したかと思うと、すぐに血糖がが下がって疲れ、お腹ががすくという不安定な状態状態になってきます。そしてまた、すぐに血糖値を上げてくれる甘いものに手が伸びるという悪循環に陥ります。こうして、甘いものに対する依存的な状態が出てくるわけです。甘いものは、頭や体をフルに使って血糖が下がり、極度に疲れを感じた時に、回復のため少量を摂るレベルならよいでしょう。コーヒーに少しだけ砂糖を入れる程度です。これで1~2時間仕事ができる血糖値になります。基本的には、エネルギーのもとになる糖は、きちんとした穀物などの炭水化物から摂るようにすべきです。炭水化物から摂る糖は、多糖類なので分解に時間がかかり、体内に入っても、ゆっくりと血糖値が上がっていくので、急激に血糖を下げようとする作用も働きません。こうした状態で、甘いものを少し摂るくらいなら、血糖値も大きく変動しなくなります。

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2020年

7月

28日

本八幡の整体院より,力を抜くテクニックが大事

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「メリハリ」とはよく聞く言葉です。辞典で調べると、漢字では「減り張り」と表記されます。ものごとに強弱、緩急をつけるニュアンスで「仕事にメリハリをつける」「メリハリをつけた練習をこころがける」などと使われます。緩急、強弱を指す「メリハリ」は、持続力を維持できるという点では、大切な概念です。豪速球で押すタイプのピッチャーは、肩の酷使などもあって総じて選手生命が短いでしょう。プロゴルファーも、飛距離自慢だけでは大成することはありません。どのスポーツにおいても、力業だけでは長続きはせず、技能によって「力を抜く」テクニックが求められるのです。「メリハリ」を病気の症状でおなじみの「急性」と「慢性」という2つの視点で考えてみると、急性は、「メリハリ」でいう「張り」の部分です。短時間にエネルギーを集中的に注いでおこなうものを指します。100mダッシュや重いバーベルを上げるなど、瞬発的な動作をイメージするといいでしょう。このような短時間ながら激しい「急性」の動きは、脳の覚醒レベルを上げることが知られています。こうした動きによって、刺激に対するレスポンスまでの時間が早くなる、あるいは判断力がアップするといったメリットが生じます。これらの効果は、注意・覚醒の神経伝達物質であるノルアドレナリンのはたらきが活性化することによると考えられています。激しい運動の直後は食欲がなくなりますが、ノルアドレナリンによって胃腸の活動が抑えられることからも、ノルアドレナリンと「急性」の運動の関連性は間違いなさそうです。一方で、散歩や長距離走、ストレッチなど、長時間にわたって活動を維持し続ける「慢性」の動きは、気分を向上させることが知られています。長めのリズミカルな運動で活性化するのは、うつ、不安をやわらげる神経伝達物質セロトニンです。ノルアドレナリンの「急性」効果が「脳がスッキリ!」という鮮やかな感覚ならば、セロトニンによる「慢性」効果は「なんとなく気が晴れる」というマイルドなものかもしれません。「メリハリ」をつけるやり方には、ノルアドレナリンとセロトニンという異なった神経伝達物質が、役どころを変えて交互に持ち味を発揮できるという強みがあります。これを活かさない手はありません。「メリハリ」の「減り」の部分では、ゆったりとリズミカルに「慢性」的な動きをするのが効果的です。もちろん、一息ついて席を立ち、休息するのでもかまいません。休むことは、セロトニンの機能を高める効能があるだけではなく、ノルアドレナリンの刺激によって疲れた心身をいったん休めるメリットもあります。ノルアドレナリンによる「急性」の刺激ばかりが続くと、心身の疲弊は避けられません。交感神経の刺激が続きすぎてしまい、持続力がなくなるデメリットもあるのです。「メリハリ」という言葉にも、科学的な裏付けがあると思えば、もっと真面目に「メリハリ」をつける気にもなるのではないでしょうか。

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2020年

7月

18日

本八幡の整体院より,女性は「寒さ=ストレス」

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。女性の疲れに深く関係している「冷え性」についての説明です。「職場の室温はスーツを着た男性に合わせて低く設定してあるので、手足が冷たくなってつらい」「スーパーに行くと、冷蔵ショーケースの冷気で体が冷えてしまう」「空調がきいた建物から外に出ると、急激な温度差で立ちくらみや頭痛がする」男性には、あまり実感できないかもしれませんが、冷えに関連する苦痛は女性にとって、とても深刻な悩みです。女性の多くが寒さに弱いのは、男性に比べて筋肉量が少ないことから、熱エネルギーの生産能力が少ないためです。寒さは、女性にとって、男性が感じるよりも強いストレスとなります。女性の体の末端や表面が冷えがちなのは、体温が下がるのを防ぐために、体の末端や表面の血管を収縮させ、毛穴も閉じて、放熱をできるだけ避けるためです。これによって、内臓などがある体の温度「深部体温」の低下を防ぐのです。そして、職場や買い物先など強い冷房の中で交感神経が緊張した後、外に出たり、家に帰ってくつろぐと、急激に体温が上がり、副交感神経優位となります。その結果、血管が拡張して血流が増えるわけですが、強く冷やされた後に、急激に血流が回復することで、だるさ、頭痛、腹痛などの症状が現れます。これらが、冷えに関連する苦痛や疲れの正体で、体温低下から身を守る反応であることもわかります。いつも強い冷気にさらされていると、この反応が過激になっていきます。ちょっとでも寒さを感じると、交感神経が優位になり、強い冷えを感じるようになり、それに対する副交感神経の反応も大きくなって、だるさ、頭痛、腹痛も激しくなります。冷えからくる不快な諸症状を緩和するために薬を使うと、交感神経性緊張に傾き、冷えの症状をさらに悪化させてしまいます。本当の対策は、体を冷やさず、温めることです。

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2020年

7月

10日

本八幡の整体院より,記憶力にも「息抜き」が大事

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。勉強にも仕事にも、「息抜き」「休憩」が大切です。これはわたしたちの日常的な実感としても、十分納得できることだと思います。でも、時間との勝負のような状況ではどうでしょう。あるいは、試験前の一夜漬けで、5分も休めない状況だとしたら?「休んでなんかいられない」と思ってしまうのも、無理ないように思われます。そんな時は、休憩することに科学的根拠があれば、安心して休憩を取れるのではないでしょうか。睡眠や仮眠が脳にプラスに働く研究は多いのですが、休憩となるとどうでしょうか。実を言うと、「休憩」「息抜き」の定義があいまいなのが、研究デザインを考えるときに立ちはだかる壁です。コーヒーを飲んで一服する、という場合は、カフェインやニコチンの影響を考えなければいけません。「息抜き」といっても、人によって、ネット、読書、ボーっとする…と、さまざまです。万人向けで、しかも他の要因を含まない純粋な休憩という定義は、なかなか難しいのです。記憶についての研究によれば、一夜漬けなどで短時間に詰め込んだ知識よりは、ある程度の時間をかけて、休憩を挟みながら繰り返し勉強して得られた知識のほうが、記憶が長続きするというデータが知られています。経験的にも納得のいくことですが、独立行政法人理化学研究所を中心としたグループが2011年に発表した論文で、この現象の科学的根拠を明らかにしました。適度に休憩を挟むほうが、記憶力が高まるという研究結果です。

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2020年

7月

02日

本八幡の整体院より,こころの余裕がひらめきを生む

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。日常のルーチンワークに忙殺されることだけが、仕事ではありません。発想の転換、魅力あるプランをひねり出す、斬新なアイデアを思いつくなど、創造力を発揮する思考作業こそが、重要度が高くやりがいあるというものです。考えを練りに練って、苦労の末に生み出されるアイデアもあれば、「ひらめき」の助けによって、素晴らしい案が生まれることもあるでしょう。言うまでもありませんが、精神的にも肉体的にも疲労していると、思考を粘り強く続ける持続力はもちろん、ひらめき、直感といった偶然の産物までもが、失われる可能性が高くなります。野球の千本ノックのように、へとへとになってからの練習が効果的…は、旧態依然とした体罰要素の強い練習です。ものを考えることも同じです。へとへとになって注意・集中力が失われてから考えても、いいアイデアが出るはずがありません。特に、あるテーマを考え続いていて、あるとき突然ヒントや結論が得られる「ひらめき」は、脳の休息、とりわけ睡眠を必要とすることがわかっています。よく引用される「ネイチャー」誌の論文ですが、ここで少し紹介しましょう。ドイツ・リューベック大学のグループがおこなった心理実験です。学生66人に数学的な「ひらめき」を必要とするパズルを解かせました。次に、パズルを解けなかった人たち、つまり「ひらめき」の足りなかった人たちだけを集め、彼らをA・B・Cの3つのグループに分けました。

A・朝に問題を見せて、起きたまま8時間考える。

B・夜に問題を見せて、そのまま徹夜で8時間考える。

C・夜に問題を見せて、そのまま8時間の睡眠をとる。

A・B・Cそれぞれのグループに8時間後、パズルに再チャレンジしてもらいました。結果は、考えないでそのまま睡眠に入ったグループCが、もっとも優秀な成績を出すことができました。

化学式のベンゼン環は、ドイツの科学者、アウグスト・ケクレが睡眠中の夢の中でひらめいたと伝えられています。DNAの二重らせん構造を発見してノーベル賞を受賞したジェームズ・ワトソン博士にも、似たようなエピソードがあります。休憩は、スケジュールに柔軟性や耐久性を生み出します。精神的にも余裕が生まれるので、発想力が高まったり、同じ時間での集中力が高まって生産性が向上したりします。ひらめきは、大脳皮質によって生み出される頭脳活動であると考えられています。そして、大脳は休むことで神経細胞をつなぐ枝を組み替えて、記憶の整理作業をおこなっているのです。休憩や睡眠を取らないで、仕事三昧でクタクタになってばかりでは、「ひらめき」力も失ってしまい、結果も残せず負のスパイラルに陥ります。自分の創造力を維持するためにも、休憩や睡眠で脳を休める習慣を身につけましょう。

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2020年

6月

25日

本八幡の整体院より,休憩でワーキングメモリの機能をチャージする

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「忙しい」という字は、心を亡くすと書きますが、現代では「脳を失う」と言い換えてもいいのかもしれません。「一度にたくさんの仕事を頼まれる」「過密スケジュールでいっぱいいっぱい」こうなると、ミスが増える、物忘れが多くなる、イライラしやすくなるなど、脳機能の一時的な喪失現象が現れてきます。忙しくて「脳を失う」ことは、正確には「ワーキングメモリの機能低下」を意味します。ワーキングメモリとは、段取りをつける能力、あるいは何かをしながら情報や周囲の状況を短時間だけ記憶しておく、パソコンでいうメモリのようなものとされています。主に、大脳の前頭前野がワーキングメモリをつかさどっていると考えられています。段取り能力や同時進行能力の中枢なわけですから、仕事の負荷が重くなってくると、ワーキングメモリの処理能力も落ちてきます。具体的には、会話や状況が流れていく中で、ついさっき言われたことや気づいたことが、頭に入りません。直前のことが記憶できなくなると、次に何を言えばいいのか、何をしたらいいのかの判断が下せなくなってしまいます。ワーキングメモリの働きを一時的にでも失ってしまうと、記憶力、判断力、ひいては感情コントロール能力までもが、ダメージを受けることになります。まさに、あまりに忙しいと、「脳を失う」ことになりかねないのです。過剰負荷によってダメージを受けたワーキングメモリを復活させるいちばんの方法は、「休む」ことしかありません。休憩、息抜きによるリラックスがワーキングメモリの回復には、副作用もなく、しかも効果的です。現代医学においても、ワーキングメモリの機能を高める薬剤は、残念ながら発見されていません。しかし、もしそういう薬剤があったとしたら、人間は休む大義名分を失ってしまいかねません。疲れていても、「ワーキングメモリ回復剤でも飲んで頑張れ」と言われてしまいそうです。市販されている栄養ドリンクにも、交感神経を高めることによって、一時的にはワーキングメモリを高める効果は、実証されていないにせよあるかもしれません。しかし、一時的な効果に限定されるでしょう。忙しいときほど、「休む」が効くことを再認識しましょう。しっかり休憩を満喫するだけでなく、日常のちょっとした休憩や仮眠でさえも、ワーキングメモリを取り戻す効果としてはバカにできません。「ちょっと栄養ドリンクでも飲んで頑張ろう」と気合いを入れなければならないときもあるでしょうが、無理に頑張る前に「どこかで休憩できないかな」と考えることが、医学・科学の観点からも勧められる対処法です。こころも脳も失ってしまう前に、ちょっとした「休み」でワーキングメモリの機能をチャージしておきましょう。

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2020年

6月

19日

本八幡の整体院より,疲れたことに気づかない「疲れ」が増えています

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「疲れが溜まれば、やる気も下がる」当たり前じゃないかと怒られそうですが、疲労と意欲との関係はそう単純なものではありません。「ラインに流れてくる製品を黙々とチェックする」「つまらない会議に座っているだけ」「誤字脱字がないかの確認作業」こういう単純作業は、忙しいという意識があまりなくても、意外なほど疲れを感じてしまうものではないでしょうか。会議に出ても何もしないで座っているだけなのに、終わったときどっと疲れを感じたり、単純な入力作業に飽きて集中力がなくなってしまったことはありませんか?逆に楽しいことは、かなり無理をしても疲れを感じることはありません。テレビゲームに熱中したり、打ち込める作業に没入したりしてしまうと、時間が過ぎるのが早く感じられます。退屈な作業や嫌な仕事など、気乗りのしないことを続けていると、自然に休みたくなってくるものです。疲れを感じれば、自然と休息を取る、気分転換をするなどの行動につながりますから、ある意味、これはこれで、バランスが取れているのです。実は、問題は、興味のある対象に没入してしまっている場合なのです。ほどほどならばいいのですが、度を越してしまうと、心身の疲労を脳が認識できなくなってきます。あるいは、「まだまだ大丈夫ですよ」と脳が体を欺いてしまい、歯止めがきかなくなってしまいます。最近、よく耳にする原因は、やはりインターネットやSNSです。夜にインターネットやゲームにはまってしまい、ついつい夜ふかしをしてしまう人が増えています。夜だけでなく日中もオフィスやカフェでネットに夢中になるあまり、猫背の窮屈な姿勢を長時間強いられることも、疲れの蓄積につながります。インターネットが文化系だとすれば、体育会系の疲労蓄積も最近見かけます。マラソンブームの昨今ですが、市民ランナーの方は要注意です。自分の実力に応じて無理のない練習メニューを組めばいいのですが、自己流の無謀なトレーニングをするあまり、肉体疲労が溜まっている場合があります。インターネットとランニング。まったく共通する部分が無いようですが、どちらも脳に快感、興奮を与えて「疲労」を感じにくくさせている危険性があります。おそらくは、依存症に深く関連している神経伝達物質・ドーパミンが作用するためではないかと考えられます。「走って気分がスッキリした」という、ランナーズハイ現象も有名です。一時的にはいいでしょうが、体力や健康状態を無視した無茶な練習を続けていると、突然「うつ」に陥る危険性もなくはないのです。「こころが折れる」という表現があります。歯を食いしばって仕事を続けたものの、ある日突然こころも体も動かなくなりベッドから起き上がれない。なかには不調になる直前まで頑張って成果を出していたという人も、珍しくはありません。脳が疲労にもっと早く気づいていれば、このようなことにはならずに済んだかもしれないのです。休息を入れずに自分に無理を強いていると、こころの金属疲労や疲労骨折のリスクが高まることを、覚えておいてください。

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2020年

6月

11日

本八幡の整体院より,すきま時間の「5分間瞑想」でリフレッシュ

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「瞑想」と聞くと、禅やヨガなどを想像されるかもしれません。しかし、そうかしこまって考える必要はありません。「リセット」くらいのつもりで考えるのが、ちょうどいいと思います。ちょっとのあいだ「ボーっとする」、この程度でいいのです。瞑想には、集中力を回復させる、不安をやわらげる、痛みを緩和するなど、さまざまな精神作用があることが報告されています。「瞑想」未満の「リセット」は、研究結果こそありませんが、有害とは考えにくいでしょう。「瞑想」の利点を、少しは享受できると考えるのが自然だと思います。できれば静かな場所で、テレビなどの雑音を断ち、ボーっとしてみましょう。時間は、特に決まった長さはありません。多忙なわたしたちにとっては、5分くらいがいちばん抵抗のない長さかもしれません。本格的な瞑想となると、20分程度、しかも頭の冴えている朝におこなうことを推奨しているようです。しかし、現代人は午前中バタバタしていてなかなか瞑想をおこなう余裕はありません。むしろ、午前中の仕事をやり終えて昼食を取ったあとの昼休みなどは、リセットするにはいい時間かもしれません。集中力を整えて、午後の仕事に臨む準備をすることになります。退屈になってくるかもしれませんが、そうなったら呼吸に意識を向けましょう。息をゆっくり吐くことをこころがけ、「ボーっとすること」に意識を集中させましょう。呼吸法が大切です。目を閉じて、1度腹部にグッと力を入れて、圧力を内蔵全体にかけてみましょう。こうすることで、からだをリラックスさせるはたらきをする副交感神経が活発になります。そして、吐く時間を長く取る呼吸法をします。鼻から息を吸ってゆっくり数を数えながら、鼻から息を吐き出します。吐く時間を吸う時間に比べて倍以上取りましょう。これを、数回繰り返します。意図的に胸を圧迫して腹部でしか呼吸できないようにすると、腹式呼吸が徹底できます。おなかで、吐く時間を長くゆっくり取るようにするのです。副交感神経がはたらいてくれることで、脳のリラクゼーション効果も得られます。長期的に瞑想をおこなっている人は、脳の海馬の体積が大きくなる、「脳のシワ」が増える、脳溝が複雑に織り込まれるなど、脳の神経細胞にとっても有益であることが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のグループによる研究で報告されています。

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2020年

6月

08日

本八幡の整体院より,脳の運動系を刺激すると神経細胞が活性化する

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ウォ―キングやランニング、エアロバイクなど、単純でリズミカルな有酸素運動を続けると、神経伝達物質のひとつであるセロトニンが活性化し、不安やうつがやわらぎます。セロトニンの効用に関しては情報も多いですから、ご存知の方も多いでしょう。では、このような単純な動作をおこなう運動だけが健康的なのでしょうか。そういうわけでもありません。セロトニンだけで人間、生きているわけではないからです。たとえば、ゴルフやテニスなど、ボールやラケットといった道具を使うスポーツ。あるいはヨガやラジオ体操のように体幹・四肢を複雑に動かす運動。こういったエクササイズは、単純な有酸素運動とは違った効能をもっています。これらのスポーツは、脳の「運動系」というシステムをはたらかせなければならないという点が、単純動作とは異なります。バランス感覚、力の強弱、位置・方向感覚など、脳の「運動系」を活用するという意味で、脳のトレーニング効果もあるのです。運動系ではたらく脳の重要部分は、「小脳」と「大脳基底核」です。小脳は、大脳の後ろについている文字どおり「小さな脳」です。小脳は人間の平衡感覚をつかさどっています。小脳出血などで小脳がダメージを被ると、千鳥足になったり字がうまく書けなくなるなど、バランス感覚が崩れてきます。「大脳基底核」は、大脳の深部に位置しています。わかりやすく説明するのが難しいのですが、思い切って表現すれば自動車でギアを入れ替える「トランスミッション」というところでしょうか。脳梗塞などにより大脳基底核がダメージを受けると、動きがぎこちなくなる、固くなるなどの症状が生じます。道具を使ったり、手足をいろいろ動かしたりといった運動は、「小脳」「大脳基底核」という人間の運動系を刺激して、神経細胞を活性化させるのです。年をとっても、この「運動神経」を地道に刺激するようなエクササイズをおこなうことは、心と体にとてもいい影響を与えます。

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2020年

6月

04日

本八幡の整体院より,「静」だけが休むことではありません

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「休む」というと、ぐったり寝そべっている、家でのんびりしているなど、何もしない「無為」をイメージするひともおおいでしょう。一方で、休日は好きなことをして楽しむ「行動」のチャンスでもあります。このように「休む」は、何もしない静的な側面と、アクティブで動的な側面を併せもっています。自分に合わせてこの2つの面を巧みに使い分けるのが、大人の上手な休み方でしょう。疲れが溜まっていれば、休息中心の静的な休日を過ごしたい気持ちになるでしょうし、外に出かけて気分転換をしたければ、外出中心の動的な休日を計画します。週休二日制ならば、土日のどちらかを静的、動的と使い分けているひとが多いのではないでしょうか。たとえ休みが1日でも、午前は静的・午後は動的、あるいは今週は静的ならば来週は動的などと、スケジュール帳を見ながら遊びの予定を入れている方もいると思います。ところが、これが平日になると事情が変わってきます。毎日仕事で手一杯で、自分の好きなことをする時間もなければ考える余裕もないという声が聞こえてくるようです。日々の休憩時間をやりくりするのに精一杯という職場も、あるかもしれません。忙しいと、休憩やカフェで一服など「静的」な要素ばかりを考えがちです。しかし、休みの「動的」な要素を平日のスケジュールの中に少しだけでもいいので入れてみると、日々の気持ちの張りも違ってくる可能性があります。言われなくても実践している、というひとも少なくないはずです。「水曜日はゴルフの打ちっ放しに行っている」「平日の夜、週に1度はヨガに通っている」「電気製品好きなので、会社帰りに家電量販店に行くのが楽しみ」習い事やスポーツなど、自分のために使う時間を平日に確保できるひとは、ぜひ、これからもそのペースで過ごしてください。ただ、平日にそんな余裕がないというひとは、小さいことでいいので自分のささやかな「好きなこと」をする時間を取り入れてみるのは、いかがでしょうか。小間切れ時間にできるささやかな楽しみは、元気のもとになります。まとまった時間でなくてもできることなら、なんでもいいのです。「食後のデザート」「ネットサーフィン」「はやりのゲーム」ポイントは、やっていて嬉しい気持ち、すがすがしい気持ち、満ち足りた気持ちになれること。他人から見ればくだらないことでもかまいません。あくまで楽しむのは、自分なのですから。

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2020年

6月

01日

本八幡の整体院より,「面倒くさい」ことは「とりあえず」始めてみる

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。うまく「休み」を取るためには、どうしても仕事を手早く済ませる「効率性」が求められます。仕事をやり残して週末や長期休暇に入ってしまうと、スッキリしない気持ちになるのは自然なことです。締め切りが決まっている仕事ならば、追い込みがきく場合が多いでしょう。とはいえ、そういう仕事も、いざとなるとやり始めるのに結構時間がかかってしまう経験は、みなさんあるのではないでしょうか。試験勉強をしなければならないのに、デスクや部屋の片付けをしてしまう。書類の準備が明日までなのに、なぜだかさっきからネットサーフィンと自動販売機の飲み物購入の往復をしているだけ。心当たり、ありませんか。やらなければならない「面倒くさい」ことをついつい避けてしまうという一見非合理的な行動は、程度の差こそあれ誰でも経験しているでしょう。先送りできないことはわかっているけど、できる範囲ではやっぱり先延ばしにしてしまう…「そろそろ始めないとヤバい」と気づき始めたところで、重い重いやる気の腰が上がり始めます。「終わらない」という危機感で仕事ははかどるかもしれませんが、もっと早く始めていれば、もっと早く終わったはず…スタートダッシュとまではいかなくても、片付けやネットサーフィンなど、本来しなければならないことからの「回避行動」をしないための工夫はあるのでしょうか。「するべきこと」の内容が具体的でなく、量も決まっていないと、やる気はなかなか起きないものです。「取りかかったら、結構手こずるのではないか」という不安が、手を出すのをためらう一因になっているのです。逆に言えば、そうした不安が払拭されれば、「始められないクセ」はなおせます。まず、やるべき作業を、プロセスに従っていくつかの段階、ステップに分割することから始めましょう。そして、最低でも第1ステップぐらいは今日中に済ませるなどと、区切りの感覚をもつことです。こうすると、「なんとなく明日中に全部を済ませられるかな」といったどんぶり勘定をして、結果的に失敗することを防げます。仮に、自分の思ったとおりに済ませられなくても、第2ステップはこの曜日にやろうなどと、計画性が高まってきます。もうひとつ言えば、「やる気を出すぞ!」「スタートダッシュだ!」と頭の中で意気込むことは、脳科学的には効果が今ひとつです。気合いを入れるよりも、「とりあえず何かする」ことです。パソコンの電源を入れたり、ファイルを新規作成したりするなど、手足や指を動かすほうが、意欲のスイッチを入れるには現実的なのです。これは、もう100年近く前に発見された現象です。ドイツの精神医学者、エミール・クレペリンが、作業を始めてみるとだんだん気分が上がってきて、やる気が出てくる現象を見出し、「作業興奮」と名付けました。できるだけ早く「作業興奮」に入ることが、仕事を手早く済ませるコツです。それには、些細なことでいいので済ませるべき作業に、「とりあえず」手をつけてみることです。「とりあえずビール」が、スムーズな宴会のスタートに役立つように、「とりあえず」が、やる気の原動力になります。それが、回りまわって、スッキリした気持ちで休みに入れることにもつながっていきます。

 

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2020年

5月

28日

本八幡の整体院より,休みを「楽しみにする」ともっと楽しくなる

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「休みに入る前がいちばん楽しい」子どもから大人まで、うすうす感じている共通認識だと思います。年度初めで忙しい4月は、ゴールデンウイークをひとつの区切りとして頑張ることができます。7月に入れば、夏休みが待ち遠しくなってくるでしょう。忙しい師走も、お正月というのんびりした時間があればこそ乗り切れるというものです。「あと1週間頑張れば、夏休みだ」「来週の今頃は、南国の海に行ける」「今日の仕事が終われば、明日は朝寝ができる」休みに入る前の期待感、安心感、高揚感は、わたしたちに喜びを与えてくれます。休みの前半は、この喜びが保たれます。問題は休みの後半部分です。休みが終わりに近づくと、仕事などの現実生活がどんどん重く感じられてきます。「もう休みも終わりか…」「明日から仕事か…」中には、「リフレッシュできたから、明日から頑張ろう!」というテンションの高い人もいるでしょうが、休みの終わりは多少なりとも曇りがかった気分で迎えている人が少なくないはずです。脳科学からも、「休みに入る前がいちばん楽しい」症候群は、説明がつきます。神経伝達物質のひとつ、ドーパミンの特徴がよく表れているからです。ドーパミンは「喜びの物質」であると、よくたとえられます。快楽になるような刺激に反応するのが、脳神経系のドーパミンの役割です。ボーナスをもらえる、上司にほめられるなどのご褒美によって、エネルギーが湧いてくるというプラスの側面が、よく説明される内容です。しかし、このドーパミン効果には、アルコールやタバコ、違法なものならば覚せい剤など、度をこした快楽に対しては自制がきかなくなり、「やめられない、止まらない」という、いわゆる「依存症」になってしまう負の側面もあります。「もうすぐ休みだ」という期待も、ドーパミンを活性化させる刺激にほかなりません。むしろ、「休む」という行為よりも、ドーパミンを刺激する効果が強いかもしれません。その根拠としては、ドーパミン自体が喜びをもたらすものではない、という研究結果があげられます。心理実験においても、ドーパミンをより刺激するのは今の「喜び」ではなく、将来への「期待」であることがわかっています。ニコチン依存症ならば、喫煙中の喜びよりも、喫煙前の「これからタバコを吸える」という期待感のほうが、ドーパミンの働きを強めるようです。タバコは健康に悪いと思っていても、この期待感に逆らえず、ついつい一服してしまうのです。ひるがえって「休み依存症」などというものがないことからもわかるように、「休み」は依存性の強い物質に比べれば安全なものですし、人間には必要不可欠なものです。ドーパミンの性質を考えれば、休みに対する「期待感」を、1年を通して継続的かつ自覚的に用意していくことが、やる気を維持するポイントになると思います。「休みの後半になって気が重くなってきた…」そんなときこそ、新たな「期待感」をもつことで、ドーパミンが働いて気分が上がります。次の週末のことでもいいですし、いずれ旅行に行きたいところについて調べたり資料を取り寄せて眺めたりするだけでも、気分はずっと良くなるはずです。

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2020年

5月

23日

本八幡の整体院より,疲れて効率が落ちるより、ちゃんとサボる

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「昔は3人でやっていた仕事を、今は2人でやらされる」こんなグチを、施術中でもしばしば聞く機会があります。リストラなど人員削減の影響だけでなく、心身の病気で休んでしまった同僚のぶんの仕事もカバーしているというケースもあります。「戦力の大きさは数の2乗に比例する」というランチェスターの法則をそのまま当てはめるわけにはいかないでしょうが、1人人員が減ると、組織の戦力は1人分以上減るという感覚は共通していると思います。過積載のトラックは事故を起こしやすいのと同じで、仕事、ストレスの過積載は心身の病気の元です。優先順位の低いものを省き、最重要な仕事、あるいは自分および家族の健康といった重要度の高い案件に力点を置くこと、いわゆる「上手に手抜きする」「サボる」作法は、厳しい今後の日本社会を生きていくうえでは欠かせないスキルです。「サボる」と聞いて、悪印象をもつ人も少なくないでしょうが、ここでは、もっと自他ともにプラスになる前向きな「サボり」について考えてみましょう。1時間でも30分でも、まとまった時間を自分のためにキープすることも、広義の「サボり」に入ると思います。キープした時間をボーっとする、週末や長期休暇の予定を考える、または、長期的な仕事や家族の計画を考えてみるのに当てるのも悪くないでしょう。忙しいときは、慣れや惰性でむしろ非効率で生産性の低い努力をしてしまっている場合が少なくないものです。こうした場面で、会社や組織に対して自分を良く見せようとする八方美人的な人ほど、「サボる」ことが苦手で、四方八方から押し寄せる業務に押しつぶされてしまうのかもしれません。

 

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2020年

5月

21日

本八幡の整体院より,今さらですが、「こり」のメカニズム

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。2時間も3時間も同じ姿勢で作業をしていたため、肩や腰が重くなった。そこで、しばらく休憩をすると、今度は肩や腰が痛くなってきた…。そんな経験をしたことがある人は少なくないでしょう。体の「重さ」と「痛み」には相関関係があるのです。ここでは、そのメカニズムをわかりやすくご説明します。まず、肩や頭、腰がこって重くなるのは、ストレスにより交感神経が優位になり、血行が悪くなっている状態です。血管の収縮が続くことで、血流が滞り、疲労物質(乳酸など)がたまって筋緊張が起きてくるのです。頭痛も頭の筋肉が緊張して起こります。こうして交感神経が優位になり血流が滞って筋緊張が起こると、次には、回復を図るために、副交感神経が優位になります。副交感神経は、プロスタグランジンというホルモン様物質を使って、血流を回復させようとします。プロスタグランジンには、①血管を拡張させる、②痛みを起こす、③発熱させる、という3つの働きがあります。疲れが生じた患部に感じる痛みや熱、赤みを帯びた腫れなどは、いずれもプロスタグランジンが血流を回復させて組織の修復を図っている時の現象です。つまり、肩がガチガチにこって重くなった部分が、その後、痛くなるのは、組織を疲労から回復させようとして体が起こす「回復反射」なのです。頭痛持ちの人はおわかりかと思いますが、最初は頭の筋肉が緊張して頭が重く感じる状態になります。その後、昼休みや帰宅後など、ふっと気を休めて副交感神経が優位になった時に、痛みが出てきます。プロスタグランジンによって血管が拡張し、血液がどっと押し寄せるので、ズキンズキンという拍動性の痛みが出てくるのです。腰痛持ちの人も同じです。たとえば、職場で長時間、同じ姿勢でパソコンに向かって作業をしていると、最初は腰が重く感じるはずです。その後、体を休めた時に痛みが生じてきます。これは、筋緊張を緩和し、疲労物質を洗い流すための血流回復反射が起こるからです。

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2020年

5月

14日

本八幡の整体院より,子どものアレルギー

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。私たちは昼間、仕事をする時、自然と交感神経が優位になり、筋肉を緊張させています。仕事が忙しい日などは、1日のほとんどを交感神経優位の状態で過ごすことになります。すると、夜になっても、緊張感が残るという症状が出てきます。睡眠中に「肩がこる、腰が張る、こむら返りが起きる、指がつる」という独特の筋緊張がでてきたら、その人は交感神経の緊張で疲れていると言えます。子どもの場合、筋緊張は、夜間の歯ぎしりの形で現れがちです。寝てから「ギ―ギ―」と歯ぎしりするのは子どもに精神的な負担がかかっているからだと考えられます。仕事や勉強のほか、心理的なストレスでも、交感神経は緊張します。大人の場合は、さまざまな悩み事、怒り、抑圧された感情などが交感神経を緊張させます。ストレスがもとで交感神経の緊張が続くと、疲れが発生します。子どもの場合は、親の心理的ストレスを感知すること自体が自分のストレスになることが多いようです。たとえば、お父さんが、夜遅くまで長時間労働をして、なかなか家に帰ってこないと、お母さんの心が満たされなくなり、交感神経が優位になる。そのお母さんと接している子どもは、お母さんの不安を感じ取って交感神経が優位になる…。私たちは、心が満たされている時には、ストレスを受けても心のゆとりを保てるものです。しかし、お父さんも忙しい、お母さんも心のゆとりがない、あるいは両親とも働きに出て家にいないとなると、子どもは常に漠然とした不安を抱えながら毎日を過ごすようになり、心にゆとりがなくなります。そして、家庭にたまったストレスを身に受けてしまうのです。ストレスがさらにひどくなると、子どもには、夜の歯ぎしりどころか顎関節症やアレルギーの症状などが出てきます。現代の子どもたちは、日頃から、甘いものを食べ、運動不足で副交感神経優位となり、リンパ球体質ができ上がっています。そこに、家庭のストレスが押し寄せると、一気に交感神経が優位となり、それを排泄しようとして、副交感神経が優位となります。ここで、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が発生するわけです。子どものストレスを解消するには、親自身が疲れをためないことも大切です。対症療法として、抗ヒスタミン剤やステロイド剤を長期にわたって使うのはお勧めできません。アレルギーの症状は、普通は大人になって交感神経優位の体質に移行するにつれ治まっていくものです。ところが、ステロイド剤を長期間使うことにより、ステロイドが、酸化コレステロールという過酸化脂質に変化して体内に沈着し、炎症の原因になるのです。これが、近年、増加している成人のアトピー性皮膚炎が治りにくい真の原因です。

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2020年

5月

10日

本八幡の整体院より,ストレスによるコリには牛乳

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。私たちは、ストレスを受けていると、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労と、さまざまな疲れを感じることになります。そのうち、体に現れる症状のひとつに、緊張から起こる筋肉のこわばりがあります。たとえば、たくさんの人の前でスピーチをする場合など、緊張感から直立不動になり体が固まってしまったとか、重要な取引の結果を一日中待っているうちに肩に力が入りっぱなしになってしまったとか…ストレスを感じると自律神経のうちの、日中など活動時に活発になる交感神経が、夜など休息時に活発になる副交感神経よりも優位になります。適度のストレスならむしろ体にいいのですが、過度のストレスは慢性的に交感神経を活性化し続けます。そうなると、血液やリンパの流れが悪くなり、筋肉がこわばってしまうのです。結果的に、疲労回復、新陳代謝などもうまくいかなくなります。日常生活の中でストレスを受けている間は、多かれ少なかれ、私たちの体の中でこうしたことが起きているわけです。それが疲労感、倦怠感として現れ、これがまたストレスになって体がこわばる…という悪循環をもたらします。こうした疲れの悪循環を起こしてしまう前に、体のこわばりを上手に解消しておきましょう。そのために効果的な栄養素が、カルシウムやカルニチンです。カルシウムは筋肉をスムーズに動かす働きや精神的な疲労、イライラ感などをしずめる働きが、カルニチンには慢性疲労を回復させる働きがあります。テレワークで仕事をしていると、気づくと肩や首がすっかりこわばっていませんか?そこでおススメなのが牛乳です。カルシウムとカルニチンを、同時にとることができます。もし外出が可能であれば、近くのコンビニまで牛乳を買いに行けば、体もほぐれるし、気分転換にもなります。

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2020年

5月

08日

本八幡の整体院より,「いびき」で脳は酸素不足

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。眠る姿勢によって、熟睡度や翌朝の元気度が変わることをご存知でしょうか。たとえば、「あんなにいびきをかくくらい、よく寝ている」というのは間違いです。かいているということは、睡眠中でさえも、疲労回復ができていないという証拠です。これが朝、スッキリ起きられない原因にもなっています。50代、60代の男性の場合、2人に1人はいびきをかいているというデータがあります。いびきをかくということは、脳に酸素が足りなくなっているということです。とくに、仰向けで寝る人ほど、いびきをかきやすくなるのです。これはなぜかというと…仰向けで寝ていると、舌の根元やのどの筋肉が、重力によって下に垂れ下がりやすくなります。すると当然、空気の出入口である気道が狭くなります。いびきとは、狭くなった気道を空気が通るときに起こる摩擦音です。そして、気道が狭くなることで、酸素が届かず、脳が低酸素状態となります。すると、脳に酸素を送り込むために、自律神経が働いて、心拍数や血圧を上昇させることになります。そのために、自律神経はフル回転させられることになります。その結果、本来、1日のなかでも最も疲労回復ができるはずの睡眠中にもかかわらず、自律神経は激しい運動をしているのと同じ労力をかけられている状態になっているのです。さらに、いびきをかいている状態では、気道が狭くなっているため、横隔膜にも、より多大な負荷がかかってしまっています。いびきのせいで、眠っても眠っても疲れがとれず、日中も本来の能力を100%発揮できなくなっている人は、非常に増えています。自分がいびきをかいていることには、なかなか気づきにくいものです。家族に聞いたり、録音をしてみたりして、一度確かめてみてください。放っておくと、内分泌系を弱らせ、糖尿病や高血圧のリスクを高めてしまうことにもつながります。

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2020年

4月

30日

本八幡の整体院より,大事なのは「寝ついてすぐの3時間」

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「しっかり疲れをとるためには、睡眠時間は最低でも何時間必要でしょうか?」と、よく聞かれます。しかし、この質問に対して、すべての人に当てはまる明確な答えはありません。なぜなら、「睡眠時間が長ければ長いほど疲れがとれる」わけではないからです。1982~1988年にかけて、アメリカで約100万人を対象に6年間をかけて行われた調査で、「普段6時間睡眠の人のほうが、10時間睡眠の人よりも、死亡リスクが低い」という結果が出ています。だからといって、「6時間睡眠のほうが健康にいいんだ。6時間しか寝なくても大丈夫なんだ」というわけではありません。普段10時間眠らなければ疲れがとれない人が、いきなり6時間睡眠にすれば、満足に回復できずに、どんどん疲労が溜まっていきます。それだけ普段長く眠らなければいけない人というのは、「睡眠の質」がよくないからです。「睡眠の質=疲労回復力」です。ですから、大事なのは「何時間眠れたか」ではなく「質のいい睡眠をとれたか」なのです。私たちが眠っている間には、浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」が交互に繰り返されているということは、すでによく知られていますね。そして、この深い眠りのノンレム睡眠には、眠りの深さに応じたⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの、4つのステージがあるのです。疲労の回復を進めるのは、より深い眠りになっているステージⅢとステージⅣの段階です。このステージに入ると、新陳代謝をうながす「成長ホルモン」が大量に分泌されます。「成長ホルモン」と聞くと、大人の体にも働くのかな?と思われそうですが、この成長ホルモンこそが、疲労回復や筋肉の修復といった大切な役割を担っているのです。ですから、質のいい睡眠をとるためには、眠りはじめて最初の2時間以内に、ステージⅣのノンレム睡眠へと、スムーズに到達することが必要になります。ちなみに、よく「午後10時~午前2時の時間が、睡眠のゴールデンタイム」といわれますが、これにはまったくなんの根拠もありません。肝心なのは、成長ホルモンが分泌され、それが作用する寝はじめの3時間です。何時から寝はじめたとしても、この寝はじめの3時間こそが、睡眠のゴールデンタイムなのです。つまり、すべての人の睡眠に「ゴールデンタイム」は存在してくれています。

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2020年

4月

26日

本八幡の整体院より,「眼の疲れ」は神経の疲れ

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。スマートフォンやタブレットが普及したために、最近は眼精疲労を訴える人が急増しています。仕事中は1日中パソコンと向き合い、家のなかでも、移動中でも、多くの方がスマートフォンをチェックしています。このような生活では、眼が疲れ、頭痛を覚えるのは当然だと言わざるを得ません。眼のレンズを調整するのは毛様体筋という筋肉ですが、この筋肉が縮むとレンズが厚くなって近くにピントが合い、緩むとレンズが薄くなって遠くにピントが合うようになっています。そして動物は、遠くにピントを合わせなければ、獲物を捕まえることも、逆に外敵から逃げることもできません。そのため体の本来のメカニズムとしては、人間も、仕事中などで緊張しているときには、遠くを見るようにつくられています。このとき、交感神経が眼のレンズを薄くして、遠くを見るようにしています。逆に、赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲んでいるとき、お母さんと赤ちゃんとは、50㎝くらいの非常に近い距離にいます。おっぱいをあげるときに、獲物を捕まえるときと同じように緊張している人はいませんね。むしろ脳はリラックスしています。脳がリラックスするのは、近くを見ていて安心できるときです。このとき、眼に対しては副交感神経優位になっており、眼のレンズは分厚くなっています。ところが、最近の数十年で、人間は仕事をするとき、つまり緊張するときに近くを見なければいけなくなりました。パソコンでの作業、スマートフォンの画面を見ることは、とくにこれにあたります。これは本来のメカニズムからすると異常なことです。脳は交感神経優位になっているにもかかわらず、眼に対しては、副交感神経の刺激を出さなければいけないのです。この矛盾が、眼精疲労を引き起こしているのです。現在では、眼精疲労の度合いを実際に測ることができる医療機器もあたります。たとえば、30㎝という近い距離に焦点を合わせて、そこをずっと見るようにすると、脳は眼の毛様体筋に対して副交感神経の刺激を送らなくてはなりません。しかし、一方で、近い距離でデスクワークの仕事をしていると、緊張感によって交感神経が優位になってきます。この矛盾が続くと、やがて毛様体筋に痙攣のような震えが起きます。この震えが、眼精疲労の正体です。この眼の震えが、「副交感神経の異常スパイク」としてその数をカウントすることができ、その値は、眼精疲労の疲労感と相関することがわかっています。つまり眼精疲労とは、これまでは眼自体の問題だと思われていたのですが、実際にはそうではなく、自律神経自体の矛盾から起きていたのです。パソコンを使ったデスクワークやタブレットを長時間使用する際には、少なくとも1時間に1回は席を立って休憩し、遠くを見たり眼を休めたりすることを心がけましょう。もちろん、オフィスから窓の外や遠くを見てもいいのですが、目を凝らして「見る」のではなく、自然に遠くを「眺める」のがいいのです。

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2020年

4月

24日

本八幡の整体院より,「ゆらぎ」を取り入れる

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。昨今の現代的なビルやマンションには、外からの光が入ってこず、空気もエアコンで一定に保たれるだけで換気も少なく、外からの音もまったく入ってこないというところが増えています。いつ太陽が沈んだのか、雨が降ったのかもわからない、そのようなところに1日中居続けている人は、ずっと同じ照度、同じ空気、同じ静けさのなかで過ごすことになります。外部からの刺激がまったく入ってこない、不自然な環境です。これらの「人工的な環境」は、利便性がよく快適なように思えますが、実は「疲れ」の原因になっているのです。私たちが最も心を安定させ、疲労を感じることなくパフォーマンスを発揮できるのは、「ゆらぎ」のある環境です。「ゆらぎ」とは、一定にの平均値から微妙に外れた「不規則な規則性」のことをいいます。この「ゆらぎ」は、自然環境の中に満ちています。たとえば、森のなかを歩いているところをイメージしてみてください。頬をなでるようにして吹き抜けていく「そよ風」や、木々の間からあふれてくる「木漏れ日」、聞こえてくる鳥の「さえずり」、川の「せせらぎ」には、私たちの心を和ませる不規則な「ゆらぎ」があります。自然の環境には本来、そうした「ゆらぎ」があらゆる事象に存在します。そんな「ゆらぎ」のある環境でこそ、私たち人間は、真にリラックスすることができるのです。では、なぜ私たちは、「ゆらぎ」のある環境でリラックスできるのでしょうか?それは、「ゆらぎ」のある環境が、動物にとって最も安全で安心できる環境だからです。たとえば、サバンナで暮らす草食動物は、そよ風に乗って運ばれる匂いで、天敵に気づきます。「ゆらぎ」のない環境は天敵に襲われるリスクが高いのです。そして、もう1つ大きな理由があります。それは、自然環境と同じ複雑性を持った「ゆらぎ」を、人間を含む動物自身が持っているためです。脳はを計測しても、心拍でも、呼吸や血圧や体温を計測しても、その生体活動がつねに一定であるということはなく、すべてに「ゆらぎ」があります。この人体の「ゆらぎ」と、自然環境の「ゆらぎ」は、ほぼ同じ複雑性を有しており、共通しています。つまり、「自分自身と同じゆらぎ」を感じることに、快適性を見出していると考えられています。こうした「ゆらぎ」のある環境にいると、心身をリラックスモードにする副交感神経が優位になり、心地よさを感じるようになるので、同じ作業をしていても疲れにくくなるのです。人は本来、自然とともに暮らすものです。文明を築き、コンクリートに覆われた環境になったのは、数百万年続く人類史という枠で見れば、ごく最近のほんの一瞬の出来事です。今いる場所に「ゆらぎ」を生み出す方法は、とても簡単です。窓を開けて、外の空気を入れてみるだけで、「ゆらぎ」が生じます。窓を開けておくことで、外からの空気や光や音の「ゆらぎ」が入ってきます。ずっと窓を閉めっぱなしにして、空気にも音にも光にもいっさい変化のない環境にしていると、それだけで疲れやすくなってしまいます。

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2020年

4月

18日

本八幡の整体院より,サングラスで「疲れ光線」を避ける

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「小麦色に日焼けしている人は健康的で、青白い肌の日焼けしていない人はなんだか不健康そう」…。多くの人が抱いているこんなイメージは、まったくの間違いです。むしろ、日焼けをしている人ほど、疲れやすく、不健康になりやすいといっていいでしょう。なぜなら、疲れの原因となる「活性酸素」は太陽の光に含まれている紫外線を浴びることでも体内でつくられてしまうためです。これまで、「紫外線対策」というと、女性がシミやシワを防ぐために美容的な観点から行うものと考えられてきたかもしれませんが、疲労をため込まないためにも、何よりも大切なことなのです。女性に限らず、男性でも子どもでも、積極的にサングラスを使いましょう。眼に紫外線が入ると、外に露出していない部分の肌まで日焼けすることをご存知でしょうか。紫外線は、人間にとって細胞のDNAを書き換えてしまう大敵です。眼に紫外線が入ると、角膜で紫外線を察知します。そして、脳はそれに対して、紫外線を防御しようと全身のメラノサイト(色素細胞)を活性化させて、日焼けやシミの元となるメラニン色素をつくらせるのです。これが、眼に紫外線が入るだけで、肌が日焼けする理由です。このとき自律神経は、紫外線が来たというシグナルを受けて戦闘態勢をとっています。これが疲れの原因になってしまうのです。実際、マラソン中継を見ていると、ほとんどの選手がサングラスをしています。あれは、太陽がまぶしいから、という単純な理由だけでサングラスをかけているのではありません。そうしなければ多くの紫外線が眼から入り、結果として全身の疲れが増幅されてしまうからです。外出や運動などで太陽にさらされる場合、サングラスをかけると疲れの度合いが違いますから、ぜひ活用することです。サングラスを買うときには、UVカット90%以上で、レンズと顔の間に隙間がなく光が入りこまないタイプのものを選んでください。レンズの色の濃さは、UVカット率とは関係ありません。また、それでは「日差しが強い日にはそうしよう」と考える人もいると思いますが、曇っている日にも紫外線はタップリと降り注いでいます。ちなみに紫外線が年間で最も強くなるのは、夏ではなく5~6月頃とされていますから、その時期はとくに意識したいところです。

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2020年

4月

16日

本八幡の整体院より,「体を動かすとスッキリする」は本当か

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。あなたの周りに、毎日よく働いているにもかかわらず、休日となると、ジムに行ってランニングマンで何キロも走ったり、わざわざ皇居にまで出かけて、ランニングしているような人はいませんか?彼らは「体を動かすと、スッキリするんだ」「走って汗をかくと、体が軽くなるんだ」と言います。本当にそうなのでしょうか。体のメカニズムから見ると、それはかえって危険なことなのです。健康のためにランニングする人は多いのですが、無理して走りすぎると、逆に健康を損なう原因になってしまうのです。「最近ずっと疲れているなあ…」と感じる場合、もしかしたらそれは運動が一因かもしれません。健康のためにと、少々無理をしてランニングしている人は多いのですが、ちょっと考えてみてください。アフリカの草原で自主トレをしているライオンはいません。獲物を獲るために日頃から鍛えているライオンがいないように、人間も、普通に生活していれば、本来は過度に運動をする必要はないはずなのです。ところが、飽食文化になったことで、普通に生活しているだけで太ってしまう人が出てきたわけです。ただ、これはせいぜいここ100年くらいの話です。それ以前では、太ることが問題視されることはありませんでした。ここ数十年で、太ることの害がさまざまな観点から言われるようになりました。太っていることで病気になるリスクが高まることは事実です。ですから運動をすることが必要になってしまったのです。ところが、ラットを使った実験で、意外なことが明らかになりました。それは、幼児期にお腹いっぱい食べさせると寿命が短くなるということです。幼児期に満腹まで食べさせずに、7~8割ぐらいのところでえさを取り上げていたラットは長生きしました。なかでも最も短命だったのは、幼児期に満腹に食べさせておいた上で、毎日定期的に運動させ続けたラットでした。逆に、最も長生きしたラットは、幼児期に腹7~8分目でえさを取り上げ、大人になったあとも太らせない程度に食事を与え、強制的な運動はさせずに普通の生活をしていたラットだったのです。毎日のハードな運動が本当に長寿につながるかどうか、疑問を感じる結果です。

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2020年

4月

12日

本八幡の整体院より,「タンパク質の偏食」は疲労のもと

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。焼肉店に行くと野菜や炭水化物を摂らずに、肉ばかり食べている人がいます。一方で、「豆腐を食べていればタンパク質が摂れるし、ダイエットできる」と、肉や魚をいっさい食べずに、豆腐ばかり食べている女性もいます。こうした偏食は、疲労の原因になりかねません。「炭水化物」「脂質」と並ぶ三大栄養素のひとつが、タンパク質です。タンパク質は、いくつものアミノ酸が結合してできているものです。そのうち、体内でつくることができないアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼んでおり、これは全部で9種類あります。体の細胞はタンパク質でできています。細胞を強くするには、必須アミノ酸をバランスよく摂取することが必要です。そのためには、動物性由来のタンパク質と植物性由来のタンパク質の両方を摂ることが大事になってきます。動物性タンパク質と植物性タンパク質とでは、それぞれに含まれているアミノ酸が違うので、バランスよく両方摂ったほうが、アミノ酸をうまく補給できます。日本人が長寿である理由のひとつには、和食の力があるともいわれています。和食は、魚や肉、そして大豆製品がバランスよく食卓に並び、動物性タンパク質と植物性タンパク質の両方が摂れるようになっているのです。肉ばから食べていれば、脂質の摂りすぎになります。豆腐は植物性タンパク質で、抗酸化作用を持つイソフラボンが含まれているので、たしかに美容にも疲労回復にもいいものですが、そればかり食べるというのでは偏りが生まれます。いくら体にいいといわれているものでも、極端な摂取はよくありません。また、偏ったアミノ酸をまとめて摂取すると、ときに疲労の原因となってしまうこともわかっています。それは、必須アミノ酸のうち「BCAA」とも呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸を過剰摂取することです。実は、市販されているスポーツ用の清涼飲料水のなかには、このBCAAの3つの成分だけを大量に入れているものがあります。ところが、BCAAだけを大量に摂ると、脳や神経の働きを活発にする働きを持つ「芳香族アミノ酸」が血中で急激に減少します。そのなかでも、「トリプトファン」が減少することは、疲労回復においても大きな問題となります。トリプトファンは「セロトニン」をつくる原料となっているものです。このセロトニンは、自律神経をコントロールしている物質のひとつです。セロトニンが不足してしまえば、当然、自律神経が乱れやすくなり、疲れやすくなっていきます。つまり、抗疲労効果とはまったく逆の現象が起こってしまいます。タンパク質をバランスよく摂取することの重要さは、ここにもあるのです。

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2020年

4月

10日

本八幡の整体院より,冷えすぎ、暑すぎは想像以上に消耗する

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。あなたは部屋の空調を、普段、何度に設定していますか?夏場の暑いときや冬場の寒いときも、快適と感じられる温度に設定していますか?体感温度にとって「疲れ方」は変わってきます。室温とは、その空間自体の温度を指しますが、実際は輻射熱(天井や壁など、身のまわりのものが発している熱)を拾うので、体感温度と室温はイコールではありません。また、体感温度とは別に、湿度も関係してくるので、湿度が低いと温度も涼しく感じます。部屋の構造によっても、感じ方が異なります。ですから、「室温は〇度がいい」と、一概に決められるものではありません。男性は体内で生産する熱の量が多いので、低めの温度で快適さを感じますし、女性は筋肉量が多いが少ないので、体内で生産する熱の量も少なく、高めの温度が快適と感じる傾向があります。基本的には、自分が快適だと思える温度に設定するのがよく、「快適と思える温度から外れたら、体によくない」と思ったほうがいいでしょう。暑かったら汗をかいてしまいますし、寒かったら鳥肌が立ちますね。これはどちらも、自律神経が疲れている状態です。職場ではほかの人もいますから、空調を自分の快適な設定温度で維持するというのは難しいかもしれませんが、着るものを薄くしたり厚くしたりして、なるべく体感で「快適」と感じられるよう心がけてください。湿度のコントロールは難しいかもしれませんが、冬は加湿をし、夏は除湿をするだけでも、快適さはだいぶ変わります。

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2020年

4月

06日

本八幡の整体院より,「就寝2時間前のお茶、お酒」は肥満のもと

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。毎日しっかり眠る…それだけで、太りにくくなります。脂肪を分解する作用がある成長ホルモンは、眠っている間に分泌されるからです。じつは、もう1つ、眠ると太りにくくなる大きな理由があります。しっかり眠ると、ムダな食欲が発生するのを抑えることができるからです。睡眠時間が短いと、食欲を刺激するホルモンの分泌が多くなります。ホルモンによって生じた食欲は、いくら自分が意思を強く持とうとしても負けてしまいます。だから、太らないためにも、毎日の睡眠時間をきちんと確保することが大切なのです。では、どれくらい眠ればいいのでしょうか?一般的に7~8時間程度の睡眠が理想とされているようですが、「適切な睡眠時間には個人差がある」と考えられます。翌日に疲れを残さない、あるいは日中にウトウトしない、といったことを目安にすればいいのではないでしょうか。睡眠を促す効果のある食品は、牛乳以外、じつはまだハッキリとわかっていません。逆に、睡眠を邪魔する食品は明らかです。みなさんご存知のとおり、カフェインです。カフェインには、目を冴えさせてしまう覚醒効果があります。カフェインが多く含まれているのは、コーヒーや玉露、コーラ類、栄養ドリンク類、エナジードリンク類などです。カフェインから受ける作用の強さや持続時間は、個人差が非常に大きいです。たとえば、栄養ドリンクを飲んだら、夜でも目が冴えてしまう人、コーヒーを飲んだ直後でもすぐに眠れる人など、バラバラです。とはいえ、なるべくなら、就寝2時間前にはカフェインを多く含む飲みものを控えたほうがいいでしょう。ほかにも、眠り妨げるものがあります。お酒です。お酒を飲んで酔いが回ってくると、しだいにウトウトして眠くなります。その働きを利用して、寝る前にお酒を飲む人もいます。でも、これは逆効果です。お酒によってもたらされた睡眠は質が悪いため、本来ならやせるはずが、逆に太る原因になってしまうのです。経験がある人はおわかりかと思いますが、酔った勢いで眠ると、なぜか朝早く目覚めてしまいます。「もっと眠っていたいのに…」と思っても、目がパッチリ冴えてしまって眠れない。運よく眠れたとしても、とても浅い睡眠で何度も目が覚めてしまったあげく、疲れを残して、目覚めの悪い朝を迎えることになるのです。本来、睡眠には、心身の疲労回復だけでなく、ストレス解消や、食欲を刺激するホルモンの分泌を抑える効果があります。しかし、熟睡ができなければ、本来の睡眠効果を得ることはできません。それに、睡眠時間が短いと食欲を刺激するホルモンが多く分泌されて、ムダな食欲が湧いてしまいます。お酒に頼った睡眠には、1つもいいことがないのです。睡眠時間をしっかり確保するためにも、眠りを妨げるものと上手につき合うようにしましょう。しっかりと眠ることができれば、食欲を抑えるホルモンがドンドン分泌されます。ムダな食欲に惑わされることも無くなるのです。

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2020年

4月

03日

本八幡の整体院より,「オレンジジュース」1杯が食べすぎを防ぐ

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。ついつい食べすぎてしまう…これはオレンジジュースで簡単に解決します。オレンジジュースに含まれる水分と豊富なビタミンCが、力を合わせて食べすぎを防いでくれるのです。食べ出したら止まらない、箸を置くひまもなく飲み込む勢いで食べてしまう…。ついつい食べすぎてしまう人の食べ方の特徴です。こうした「食事を勢いで食べてしまう人」の食べすぎを防ぐコツは、意識して一呼吸つくことです。ゆっくり噛んで食べるようにしたり、食事の途中で箸を置くなどして、食べすぎないように気を使いましょう。ただ、食べ方は一種の癖のようなものです。直せと言われて直せるほど簡単な話でもありません。そこで、食前にオレンジジュースを飲むことをおススメします。まず、胃に水分が入ると、食欲を高めるホルモンの分泌を減らすことができます。水分でお腹が膨れますから、自然と食べる量も減ります。では、ビタミンCはどのように働くのでしょうか?オレンジジュース(濃縮還元)は、果汁100%のものに限ります。コップ1杯でビタミンCが84ミリグラムほど含まれています。濃縮還元と言われてもピンとこないかもしれません。原料となる野菜・果実からジュースを搾ったあと、水分を除く濃縮加工をし、これに再度水分を加え、元の濃度に戻す(還元)ことです。野菜や果物ジュースの製造方法として広く使われています。濃縮する時期を野菜や果物の旬の1番栄養豊富な時期に行うので、野菜・果物をそのまま搾ったストレートジュースとほとんど変わらない栄養成分を持っています。オレンジジュースに限っては、ストレートジュースと比べてカロリーは同じなのに、パントテン酸とビタミンCが約2倍に増えています。食事で得たビタミンCが体内に豊富にあると、ストレスに強くなります。イライラがおさまるので、やけ食い、やけ飲みを防ぎます。ストレスがかかるとビタミンCをドンドン消耗するので、しっかり補給しましょう。また、肌にハリを持たせ、シミのもとであるメラトニン色素ができるのを抑えます。風邪にも強くなり、免疫力がアップし、体の老化にブレーキをかけます。飲むタイミングも、食前にと述べましたが、食べはじめでも、食べながらでも効果があります。

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