2021年7月ブログ

2021年

7月

29日

本八幡の整体院より,入浴習慣は健康寿命を延ばす

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。「人生100年時代」という言葉がすっかり現実味を帯びてきて、女性に至っては過半数が90歳を超えるようになりました。その一方で、切実な問題となっているのが「健康寿命」です。日本人の場合、平均寿命と健康寿命の差が10年前後あるといわれています。つまり、寝たきりになったり介護を受けたり、日常生活に何らかの支障のある期間が平均で10年前後あるということです。長生きはいいことですが、「できることなら健康なまま長生きしたい!」というのが誰もが抱く共通の願いでしょう。実は、入浴習慣は介護が必要になるリスクを減らすことがわかっています。全国18市町村に住む要介護認定を受けていない高齢者1万3786人を対象に、3年間の追跡調査を行い、夏と冬の浴槽入浴(湯船に浸かって入浴すること)の頻度と、その後に要介護認定を受けたかどうかの関係を調べました。その結果、夏も冬も、毎日お風呂に入っている人は、週に0~2回しかお風呂に入っていない方に比べて要介護認定を受けるリスクが3割ほど減ることがわかったのです。これは千葉大学の研究チームが行った研究の結果です。千葉大学の研究チームがこれまでに行ってきた調査では、およそ半数の人が毎日、浴槽入浴を行っています。逆にいえば、残り半分の人は、毎日は入っていない(シャワーで済ませてしまっている)ということです。ただ毎日湯船に浸かって入浴するだけで、前述のように、将来的に介護が必要な状態になるリスクを3割も減らせる、つまりは健康寿命を延ばすことができるのなら、毎日入らないのはもったいないと思いませんか?

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2021年

7月

02日

本八幡の整体院より,口の中がキレイなのは命を救う

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。最近は、ガンなどの大きな手術の前後には、歯科医院で口腔ケアを行うことが推進されています。これは、口腔内の細菌を減らしてきれいにしておくと、術後の回復によい影響があるということがわかってきたからです。東京大学の研究では、ガン手術を受ける患者に、歯科医による術前口腔ケアを行ったところ、術後の肺炎の発症率及び30日以内の死亡率が減少したということが報告されています。ガン手術を受けた後、患者は体力が低下して肺炎を発症しやすくなります。原因は、口腔内の細菌を含む唾液を誤嚥してしまうことです。そのため、歯科医によるケアで口腔内の細菌量を減らして、肺炎の発症を抑えようというものです。数字的には、0.5%程度の減少ですが、術前口腔ケアの有用性に期待がもてるのではないでしょうか。また、岡山大学の研究では、集中治療室に入院中の患者に、より念入りな新しい口腔管理を行ったところ、術後1週間での38℃以上の発熱日数が半減したという結果が明らかになっています。これは、従来行っていた歯磨きのケアに加えて、歯間ブラシによる歯間の管理、薬剤併用による口腔粘膜管理も行ったことで、発熱日数が平均4日から2日に短縮されたというものです。重症な患者でも、十分な口腔ケアによって細菌を減らすことが、症状の回復に結びつくというのは、当然といえば当然という気もします。ともあれ、データがはっきりと証明してくれたのは朗報です。データをもうひとつ。口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防に有効なことは入院患者などについての多くの研究で明らかですが、一般高齢者を対象にしたのが東北大学の調査です。地域在住の高齢者7万人を調べたところ、義歯を毎日手入れしない人は、毎日手入れをする人と比べて、過去1年間の肺炎の発症リスクが1.3倍高かったそうです。しかも、75歳以上に限定すると1.58倍まで上がります。口の中は、自分の歯だろうと、義歯であろうと、ケアをしっかりしてきれいにしておくことが命を守るポイントになりそうです。

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