2021年11月ブログ

2021年

11月

19日

本八幡の整体院より,入浴前後の水分補給は何がいい?

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。お風呂に入ると体内の水分が失われるので入浴の前後で水分補給をしてくださいね、と言うと、「何を飲むのが一番いいのかな?」と思うことはありませんか?アルコール以外であれば何を飲んでいただいても水分補給になるのでいいのですが、いくつか、プラスアルファの効果が研究によって実証されている飲み物があります。たとえば、牛乳はただの水を飲むよりも水分を吸収しやすいことがわかっています。脱水を改善するには、より早く水分を体内に吸収することが大事です。飲み物を口にすれば、即座に脱水が改善されるのかというとそうではなく、飲んだものが胃を通って腸から吸収され、血管の中に入ってようやく、補給した水分が全身を巡っていきます。このとき、ただの水よりも何かが溶け込んでいるほうが吸収されやすく、牛乳はタンパク質などが含まれている分、水分を体内により吸収しやすいのです。ミネラル入り麦茶も、入浴前後の水分補給にオススメです。入浴で体が温まり、汗をかくと、水分と一緒にミネラルも失われます。そのため、水分と一緒にミネラルも補給できる飲み物が理想です。麦茶は昔から夏場の水分補給によく飲まれていましたが、最近では一般の麦茶よりもミネラルが豊富なミネラル入り麦茶が販売されており、その点、水分補給に適しています。そして、ミネラル入り麦茶には、血液をサラサラにする効果があることが報告されています。体内で水分が不足して血液がドロドロになると、血栓ができやすくなって、それが心筋梗塞や脳梗塞につながってしまうこともあります。血液がサラサラになるということは、こうした病気を防いでくれるということです。つまり、ヒートショック予防になります。

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2021年

11月

04日

本八幡の整体院より,入浴中オシッコしたくなるのはなぜ?

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。お風呂に入るとなぜかオシッコをしたくなる。あるいは、プールで泳いでいると、なぜだかトイレが近くなる…そんな経験はありませんか?これにはちゃんと理由があります。お風呂の中でも、プールの中でも、水中では水圧がかかるので、下半身の血圧が上半身に押し上げられて、心臓周辺に戻ってきます。そうすると、心臓の上の部屋(心房)にあるセンサーが、「血液の量が増えた!」と勘違いして、「ナトリウム利尿ペプチド」と呼ばれる、尿を出すためのホルモンが出るのです。実際には下半身の血流が心臓に戻ってきただけで量が増えたわけではないのですが、センサーの勘違いから利尿作用が働くので、お風呂に入るとトイレに行きたくなるわけです。ところで、お風呂に入って汗をかいても、汗で有害物質が出るわけではないのでデトックスにはなりませんよと以前のブログで説明しました。そのときに、汗をかくことがデトックスにはならないものの、血流がよくなって有害物質や老廃物が押し流されるという意味では、入浴はデトックスにつながるということも紹介しました。それに加えて、お風呂に入るとトイレに行きたくなるということも、デトックスにつながります。体の外に有害物質や老廃物を出す役割を担っているのは、尿か便。たとえ、きっかけは勘違いでもトイレに行きたくなり尿が出れば、同時に体内の不要なものも出ますからデトックスになりますよ。

 

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