本八幡の整体、風の整体院の岩田です。外出先から帰ってきて、ご飯が先か、お風呂が先か。旅館に着いて、まずはお風呂か、夕食か。迷うことはありませんか?医学的に答えるなら、食事が先のほうがいいでしょう。なぜなら外出や旅行で体を動かしたあとは、筋肉の疲労回復のために血液が筋肉のほうに行っています。そのタイミングでお風呂に入ると、皮膚の表面の血管が開いて、もともと筋肉のほうに行くはずだった血液までもが皮膚の表面に集まってしまうからです。運動後だけでなく、外出や旅行での疲れを取るには、まずは使った筋肉に血液を流して疲れの元を流し、代わりに酸素と栄養を送り届けることが大事です。そのためには、帰宅してすぐの入浴は避けたほうがいいので、どちらかと問われれば「食事が先のほうがいい」という答えになります。コロナなど、外から家の中に有害物質を持ち込みたくない方も多いでしょう。その場合は、家に帰ったら温まりすぎないようにシャワーでざっと汚れを落とすようにしましょう。そして、食後すぐにお風呂に入ることもオススメできません。食事をとると胃腸に血液が集まって消化が進むわけですが、お風呂に入るとどうしても皮膚の表面に血液が集まるので、消化を邪魔してしまう心配があるからです。だから、食事の前も後も、30分から1時間あけてから入浴するのが理想的です。さらに、睡眠のことを考えても、やはり食事のあとに入浴、そして睡眠という流れがいいでしょう。あまりにも帰宅時間が遅い場合は別にして、基本的には、帰ってきたらまず食事をとって、食後30分から1時間休憩したあとでお風呂に入り、温まった体温が少し下がってきた頃に布団に潜り込む。そうすると、疲れも取れて、寝つきもよくなって、いい1日の締めくくりになると思います。
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