2019年2月ブログ
2019年
2月
22日
金
AB型はインフルエンザにかかりやすい
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。インフルエンザは、飛沫感染や接触感染によって伝染し、血液型を決定する糖鎖を伝ってウイルスが体内に広がります。1~3日の潜伏期間を経て、40度前後の高熱で発症、悪寒や全身のだるさを伴います。やがて関節痛や筋肉痛、鼻水やのどの痛み、せき、くしゃみなどの呼吸器症状、吐き気・嘔吐、下痢などの消化器症状が現れます。合併症がなければ2~3日で症状は軽くなりますが、体力が回復するにはさらに1~3週間かかります。疫学的調査では1977~1978年にかけて旧ソ連で流行したインフルエンザでは、「AB型が最も感染率が高く、O型が最も低かった」。1989年フィンランドの研究グループの研究では「AB型が最も感染しやすく重症化しやすい」などの報告があります。
2019年
2月
21日
木
免疫力は血液型によって異なる
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。血液に含まれるリンパ球は白血球の1つで、これは抗体を作って異物の侵入から体を守る「免疫」の役割をしています。リンパ球の量は血液型によって異なり、O型が最も多く、次いでB型、A型となり、AB型が最も少ないことがわかっています。つまり、免疫力が最も強いのは抗B抗体と抗A抗体の2種類を作る能力をもつO型で、これはさまざまな病気に強く、最も弱いのは抗B抗体も抗A抗体もないAB型で、これはさまざまな病気に弱いといえます。B型については、抗A抗体を作るときに免疫力が高まり、A型については抗B抗体を作るときに免疫力が免疫力が低下するので、A型とB型を比べた場合は、B型のほうがA型よりも免疫力は強くなります。このように、免疫力は生まれながらに血液型によってある程度、決められているのです。
2019年
2月
18日
月
血液型でかかりやすい病気がある?
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。20世紀初頭、「血液型によって病気のかかりやすさが違う」という仮説が血液学者の間では流布していました。1921年、「ガンはAB型にに多く、消化器潰瘍はO型に多い」という研究報告が出ると論争が巻き起こります。そして「A型はガンにかかりやすく、O型は胃潰瘍にかかりやすい」という医学的合意を得つつも「血液型と病気」の研究は下火になっていきます。ところが、21世紀に入ると血液型と病気の研究が次々に発表され、驚くような事実が投げかけられるようになりました。それにしても、なぜ血液型によってかかりやすい病気とかかりにくい病気があるのでしょうか。それは、病原体自体も血液型物質をもっていて、人の血液とまじると血液の凝集が起こるような反応を示すからです。たとえば、食中毒の原因となるサルモネラ菌はB型物質をたくさんもっています。これを人の血清にまぜるとA型(抗B抗体をもつ)の場合は凝集が起こって菌は壊れ、増殖しません。B型(抗A抗体をもつ)の場合は凝集が起こらず菌は増殖していきます。つまり、A型はサルモネラ菌に強いので食中毒を発症せず、B型はサルモネラ菌に弱いので食中毒を起こしやすいということになります。
2019年
2月
11日
月
メンタルストレスが痛みを増加させる
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。不安や焦燥感、恐怖心など強いストレスを抱えていると痛みの症状を悪化させることは科学的にも実証されています。私たちの脳の側坐核(前脳にある神経細胞の集まり)という部位には、痛みを感じてもそれを和らげるオピオイド(鎮痛物資)が分泌され、多少の痛みには対処しています。しかし、精神的な悩みを抱え、ストレスにさらされ続けていると、内蔵の働きなどをコントロールする自律神経が変調をきたしてしまい、脳の鎮痛作用が正常に働かなくなってきます。実際の痛みより、2倍も3倍も強く感じるようになるのです。症状が悪化すればするほど悪循環に陥り、ストレスは強まり、自覚する痛みも強まります。
2019年
2月
02日
土
ウオーキングでひざを痛める
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。ひざ痛の原因の一つに運動不足、とくに歩行回数が少ないことがあげられます。適度なウオーキングはひざ関節に適度の負荷を加えて関節を丈夫にし、炎症サイクルの悪循環を断ちます。関節周辺の筋肉や靭帯は鍛えられ、ひざの変形を防いでもくれます。しかし、ウオーキングはやり方次第では害にもなります。生活習慣病の改善に、しばしば勧められる健康ウオーキングは、ひじを90度に曲げて力強く前後に振り、足は大またでさっさと弾むように闊歩する運動で、1日1万歩を目指します。実は、ここに問題があるのです。ひざが悪くない健康な人にとってはよい歩き方ですが、ひざにトラブルを抱えた人が、力強く速足で長時間歩けば、ひざに大きな負担がかかります。ひざ痛の解消だったはずが、ひざ痛を悪化させることになります。ひざ痛の場合、歩数や歩き方はそれぞれの状態に合わせればいいのです。関節軟骨の損耗を防ぐためには、1日6000歩未満を目標にします。これは家の中での歩行数も含まれているので、ウオーキングをする場合には2000~3000歩で十分です。それでもひざが痛むようなときは、水中ウォーキングすれば浮力が働いてひざへの負担がグンと減ります。
2019年
2月
01日
金
溜まった水を何度抜いても膝は治らない
お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。ひざ関節に溜まっている水を関節液といいます。これは、もともと関節軟骨や半月板に栄養を与えたり、関節のスムーズな動きを促したりする役割を担っています。健康なひざ関節内ではその量はわずか1mlほどですがひざ関節が変形して滑膜に炎症が生じると、炎症を鎮めるために多量の関節液が分泌されます。その量は30~100mlにも及びます。とくに変形性膝関節症では関節液が溜まりやすく、ひざ頭やひざ裏はパンパンにはれ上がります。これを関節水腫といいます。関節内では水を抜いても炎症サイクルを断ち切るわけではないので、ひざ痛は緩和されず、ひざに負荷がかかれば再び多量の関節液が分泌されて関節ははれ、ひざの曲げ伸ばしが困難になります。こうして、ひざは少しも改善しないのに、まるでいたちごっこのように水抜きがくり返されることとなります。ひざ痛を治したいなら水抜きではなく、炎症サイクルを断ち切る治療が必要です。