2018年8月ブログ

2018年

8月

26日

コップ一杯の水を飲む

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。「水」というのはすばらしいもので、たとえ食うや食わずであっても、水さえしっかり飲んでいれば、何日でも生存していられるほど、人間の生命にとって欠かすことができないものです。人間の体は60%は水でできています。そのうち75%が細胞の中に、残りの25%は血液やリンパ液といったところに存在しています。そして、その水こそが実は私たちの生命を維持するための、きわめて重要な化学反応を起こす場となっているのです。また、それだけでなく、水は自律神経のバランスにも、大きな影響を与えています。実験などで調べてみても、意識して水をこまめにしっかり飲んでいる人ほど、副交感神経の働きを高く保てています。それはなぜかといえば、「水を飲む」という行為、それ自体も実は、私たちの自律神経のバランスを整えてくれているからです。例えば、大事なプレゼンや講演を前に極度に緊張してしまったとき、水を一口飲むことで緊張を和らげることができた。あるいは、無性にイライラしたり、パニックに陥りそうになったりしたとき、水を一口飲むことで、ふっと平常心や落ち着きを取り戻すことができた。それらはすべて、「水」を飲むという行為によって、胃腸の神経が適度に刺激され、副交感神経の働きが高まり、その結果、乱れていた自律神経のバランスが整えられたことで引き起こされた、すばらしい作用です。逆に、水が不足すると、自律神経のみならず、私たちの心身のすべては、どんどん良くない状態に向かっていきます。何よりもまず、血管がダメージを受けます。体に水が不足した状態、いわゆる脱水状態がつづくほど、血液はドロドロになり、血管の老化を早めてしまうからです。

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2018年

8月

04日

腸内環境良くして「底力」アップ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。体の中に取り入れた栄養素を吸収し、毒素を排出してくれる腸は、「第2の脳」ともいわれるほど大事な器官です。しかも「腸」は、自律神経のバランスを整えるためにも、きわめて重要な役割を果たしています。なぜなら、腸内環境を良くして腸がしっかり働くようになれば、副交感神経の働きが格段に高まるからです。それが、年を重ねても衰えない「底力」のもとになるのです。副交感神経の働きは、男性で30歳、女性で40歳をめどにガクンと下がります。しかも現代は、「交感神経優位」のストレス社会です。ただでさえ加齢によって下がってしまった副交感神経の働きが、ストレスによってさらに下がる…。そうなると、心身ともに「底力」が失われていきます。血液の流れが悪くなり、心身は緊張し、免疫力や体力も低下して、不眠や肩こりなど、さまざまな不具合が出てきます。さらに血流が悪くなり、血液がドロドロになると、臓器の働きが悪くなり、代謝は落ちて太りやすくなり、生活習慣病への道をまっしぐらに進んでしまいます。けれども、「腸内環境」を良くすれば、人生は劇的に変わります。「細胞の生命力」はよみがえり、心身ともに「底力」がついてきます。これは、決して大げさな表現ではありません。

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