本八幡の整体院より,入浴中オシッコしたくなるのはなぜ?

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。お風呂に入るとなぜかオシッコをしたくなる。あるいは、プールで泳いでいると、なぜだかトイレが近くなる…そんな経験はありませんか?これにはちゃんと理由があります。お風呂の中でも、プールの中でも、水中では水圧がかかるので、下半身の血圧が上半身に押し上げられて、心臓周辺に戻ってきます。そうすると、心臓の上の部屋(心房)にあるセンサーが、「血液の量が増えた!」と勘違いして、「ナトリウム利尿ペプチド」と呼ばれる、尿を出すためのホルモンが出るのです。実際には下半身の血流が心臓に戻ってきただけで量が増えたわけではないのですが、センサーの勘違いから利尿作用が働くので、お風呂に入るとトイレに行きたくなるわけです。ところで、お風呂に入って汗をかいても、汗で有害物質が出るわけではないのでデトックスにはなりませんよと以前のブログで説明しました。そのときに、汗をかくことがデトックスにはならないものの、血流がよくなって有害物質や老廃物が押し流されるという意味では、入浴はデトックスにつながるということも紹介しました。それに加えて、お風呂に入るとトイレに行きたくなるということも、デトックスにつながります。体の外に有害物質や老廃物を出す役割を担っているのは、尿か便。たとえ、きっかけは勘違いでもトイレに行きたくなり尿が出れば、同時に体内の不要なものも出ますからデトックスになりますよ。