本八幡の整体院より,口の中の若さはタンパク質から

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。人の体は食べたもので作られています。特に、皮膚も臓器も筋肉も血管もすべて、その基本の構成成分はタンパク質です。口の中でも、歯肉や歯根膜、歯槽骨などの歯周組織を作っている主要な成分はコラーゲンで、タンパク質の一種です。「歯槽骨というと骨だからカルシウムでしょ」と思われるかもしれませんが、骨の基質(骨組み)はコラーゲンです。タンパク質には、このように体を作る働きをもつ「構造タンパク質」のほか、血液中で酸素や栄養素、ホルモンなど大事なものを体中に届ける働きをもつ「運搬タンパク質」、アミラーゼなどの酵素やインスリンなどのホルモン、粘膜の免疫機能の中心IgAなどの抗体のように体の機能のモトになる働きを担う「機能タンパク質」があります。また、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン、唾液の抗不安作用に関わるABAなど脳内伝達物資の原料もタンパク質なのです。このように大事な役割のあるタンパク質が不足すると、体は本来の働きがなされなくなります。特に非常時や困難に直面しているときなど、まずはタンパク質をしっかり摂りましょう。ヘルシーブームの影響からか、体によいのは植物性タンパク質と思い込んでいる人も少なくありませんが、植物性タンパク質よりも動物性タンパク質のほうがアミノ酸組成に優れていますし、必要なビタミンB群、鉄分も豊富に含まれています。肉食でガッツリ、そして若返りましょう。