本八幡の整体、風の整体院の岩田です。胃腸を休めるための効果的な方法は、とてもシンプルです。「胃を空っぽ」にしてあげることです。食べ物がお腹に入っている限り、胃をはじめとする消化器は働き続けなければなりません。働きながら休む、というのが無理な話である以上、空っぽにしてあげるほかはありません。そこでおススメしたいのは、無理と我慢をしない「1日2食」生活です。私たちは慣例として「1日3食」の生活を送っていますが、今の栄養価の高い食べ物に囲まれた時代に、3食を食べないと本当に、栄養失調になってしまうものなのでしょうか?そもそも自然発生的に始まった食事習慣は、洋の東西を問わず1日2食でした。やがて文明が発達し、灯りによって夜が遅くなるという不自然なライフスタイルに合わせて、「1日3食」という新たな習慣へと移り変わっていったというのが定説です。しかし、この「1日3食」が定着してからも、食に関する意見は様々です。日本においてこの「1日3食」は、昭和10年(1935年)に内務省栄養研究所(現:国立健康・栄養研究所)から提唱されました。当時、1日に必要だと思われていたカロリー(2500~2700キロカロリー)を摂取するためには、3回くらいの食事がちょうどいいだろう、ということだったのです。しかし、現代のように高カロリーな食事が豊富にあって、しかも必要なカロリーが1800~2200キロカロリーへと引き下げられた中で、果たして「毎日3食」を食べなければならないのでしょうか?ですから、その日の胃腸の状態に合わせて1食を抜いてみたり、軽めの3食にしたりと、食事を自分のペースに合わせてみるのがおススメです。遅めの朝食と早めの夕食で1日2食にして、食事と食事の間をしっかりと確保するのもいいですね。翌朝はいつもより体が軽やかで、自然と空腹を感じるはずです。それが、胃腸が十分休まり、リセットされたサインです。
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