本八幡の整体院より,「就寝2時間前のお茶、お酒」は肥満のもと

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。毎日しっかり眠る…それだけで、太りにくくなります。脂肪を分解する作用がある成長ホルモンは、眠っている間に分泌されるからです。じつは、もう1つ、眠ると太りにくくなる大きな理由があります。しっかり眠ると、ムダな食欲が発生するのを抑えることができるからです。睡眠時間が短いと、食欲を刺激するホルモンの分泌が多くなります。ホルモンによって生じた食欲は、いくら自分が意思を強く持とうとしても負けてしまいます。だから、太らないためにも、毎日の睡眠時間をきちんと確保することが大切なのです。では、どれくらい眠ればいいのでしょうか?一般的に7~8時間程度の睡眠が理想とされているようですが、「適切な睡眠時間には個人差がある」と考えられます。翌日に疲れを残さない、あるいは日中にウトウトしない、といったことを目安にすればいいのではないでしょうか。睡眠を促す効果のある食品は、牛乳以外、じつはまだハッキリとわかっていません。逆に、睡眠を邪魔する食品は明らかです。みなさんご存知のとおり、カフェインです。カフェインには、目を冴えさせてしまう覚醒効果があります。カフェインが多く含まれているのは、コーヒーや玉露、コーラ類、栄養ドリンク類、エナジードリンク類などです。カフェインから受ける作用の強さや持続時間は、個人差が非常に大きいです。たとえば、栄養ドリンクを飲んだら、夜でも目が冴えてしまう人、コーヒーを飲んだ直後でもすぐに眠れる人など、バラバラです。とはいえ、なるべくなら、就寝2時間前にはカフェインを多く含む飲みものを控えたほうがいいでしょう。ほかにも、眠り妨げるものがあります。お酒です。お酒を飲んで酔いが回ってくると、しだいにウトウトして眠くなります。その働きを利用して、寝る前にお酒を飲む人もいます。でも、これは逆効果です。お酒によってもたらされた睡眠は質が悪いため、本来ならやせるはずが、逆に太る原因になってしまうのです。経験がある人はおわかりかと思いますが、酔った勢いで眠ると、なぜか朝早く目覚めてしまいます。「もっと眠っていたいのに…」と思っても、目がパッチリ冴えてしまって眠れない。運よく眠れたとしても、とても浅い睡眠で何度も目が覚めてしまったあげく、疲れを残して、目覚めの悪い朝を迎えることになるのです。本来、睡眠には、心身の疲労回復だけでなく、ストレス解消や、食欲を刺激するホルモンの分泌を抑える効果があります。しかし、熟睡ができなければ、本来の睡眠効果を得ることはできません。それに、睡眠時間が短いと食欲を刺激するホルモンが多く分泌されて、ムダな食欲が湧いてしまいます。お酒に頼った睡眠には、1つもいいことがないのです。睡眠時間をしっかり確保するためにも、眠りを妨げるものと上手につき合うようにしましょう。しっかりと眠ることができれば、食欲を抑えるホルモンがドンドン分泌されます。ムダな食欲に惑わされることも無くなるのです。