本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。食物繊維は腸内環境を整え、生活習慣病の予防のカギを握っていることは誰もがご存知でしょう。その食物繊維には、水溶性と不溶性の2タイプがあり、働きがそれぞれ異なるので、不溶性と水溶性を2対1のバランスで摂ると理想的ですが、それが意外と簡単ではありません。ところが、この2種類の食物繊維の効果を得られる成分が注目されています。レジスタントスターチです。難消化性デンプンとも呼ばれ、消化されないので、食物繊維と同じ働きをするわけです。お通じを良くしたり、血糖値を抑え、腸内の善玉菌を増やす、などの高い健康効果があります。このレジスタントスターチは、身近な食品である穀類やイモ類、豆類に含まれていますが、蒸す、ゆでるなどしたあとに冷やした状態で食べると、成分が大幅に増えることが知られています。たとえば、ふかしたあとに冷やしてつくるポテトサラダ、握ってから時間が経って冷めたおにぎりなどです。ポテトやおにぎりと聞くと、太りそうな気がしますが、レジスタントスターチをタップリ含んだ状態で適量を食べれば、前述の健康効果が期待できるうえ、比較的太りにくいです。このほか、ライ麦パンやコーンフレークなどにも比較的多く含まれていますが、いま注目されているのが、オーストラリア政府が国民の生活習慣病を減らすために国を挙げて取り組んで開発したスーパー大麦です。スーパー大麦を配合したグラノーラ(シリアル食品)や雑穀ごはんも市場に出回っているので、チェックしてみましょう。これらはダイエット効果が大いに注目されていますが、食べ過ぎれば、意味がないので、あくまで適量を心がけましょう。
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