本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。「朝の果物は金、昼は銀」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。この言葉は、フルーツは朝に食べるのが最も体によい、という昔ながらの教えなのです。果物には、果糖やブドウ糖などエネルギーに変換されやすい糖分がたっぷり含まれるため、朝食べることで、体が活動するためのエネルギーをすばやく供給できます。しかし、朝に食べる果物の種類は、なんでもよいというわけではありません。とくに、美容のためにフルーツを摂っている人は、柑橘類を食べる時間に注意したほうがいいでしょう。柑橘系のフルーツや、一部の野菜には「ソラレン」という光毒性をもった成分が含まれています。ソラレンは紫外線を吸収する性質があるため、食べてから紫外線を浴びると、日焼けや肌荒れ、シミなどの原因になることが指摘されているからです。とくに気をつけたいのが、紫外線量が増える5~8月にかけてです。一日のうちで、日差しは午前10時~午後2時ごろにかけて最も強くなります。食べ物から摂取したソラレンは、2時間ほどで全身に行きわたるため、その時間帯にソラレンが活性化していると、日焼け止めでUV対策をしていても、紫外線リスクが高まってしまいます。ソラレンを含むフルーツは、オレンジ、みかん、レモン、グレープフルーツ、アセロラ、イチジクなどです。朝に食べるなら、リンゴやバナナのほうが安心といえそうです。
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