本八幡の整体院です。普通のトマトとミニトマトの栄養成分の違い

本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。普通のトマトとミニトマト、サイズ以外に違いがあるのでしょうか。ミニトマトをかじったとき、皮がプチっと弾けて中身が飛び出してきた…という経験があると思います。普通のトマトは皮が薄く、柔らかいですが、ミニトマトは皮が暑く、固いという特徴があります。じつはこの違いが、栄養成分の違いを生んでいます。普通のトマトは、皮が柔らかいため、完熟した状態では収穫することができません。一方、皮が固いミニトマトは完熟の状態で収穫できるので、普通のトマトより、栄養が多く含まれています。「日本食品標準成分表」によると抗酸化作用をもつ健康成分「リコピン」は、通常のトマトに比べて約3倍、ビタミンCは約2倍、βカロテンは約1.7倍、食物繊維は約1.4倍も多く含まれています。最近のミニトマトは、フルーツ並みに糖度の高いものも多く、小さい子供も食べやすいです。同じ量を食べてより多く栄養を摂りたいなら、普通のトマトより、ミニトマトがおススメです。ミニトマトといえば、弁当の色取りやサラダに入れて生で食べることが多いです。しかし、リコピンは加熱調理したほうが効率よく体内に吸収されます。ミニトマトのなかのリコピンは、細胞壁に囲まれて存在しているため、加熱することで細胞壁がやわらかくなり、リコピンがより多く外に出てくるからです。生で食べた場合と、加熱調理した場合を比べると、加熱調理したほうが約3倍もリコピンを吸収しやすくなるというデータもあります。せっかく食べるなら、栄養だけでなく味にもこだわりたいですね。甘くておいしいミニトマトを見分けるポイントは、「ヘタ」です。ヘタは、鮮度をあらわすバロメーターで、ミニトマトのヘタがピンと立っているものは鮮度のよい証拠です。収穫して時間が経つとヘタがしおれてきますが、果肉は熟成が進んで糖分がつくられます。したがって、食べ頃の甘いミニトマトを買うときは、ヘタがしおれているものを選びましょう。まだ甘味が足りないようなら、常温に置いて追熟するといいです。風通しのよい場所に2~3日置いておくと、ヘタがしおれて甘味が増します。