脳が喜ぶ歩き方

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。

脳が喜ぶ歩き方①普段+10㎝の歩幅を意識

「歩く姿勢を変えましょう」と、いきなり言われても体にしみついたものですし、難しいですよね。そこで、思い出していただきたいのは、認知症になりやすい人の歩き方の特徴です。一つは歩く速度が遅いこと、そして歩幅が狭いことが挙げられます。これらを解消する最善の方法が「普段+10㎝の歩幅」です。正確に10㎝である必要はありません。いつもより半歩前に足を出すつもりで歩いてください。かかと着地がうまくできるようになると、足を楽に前へ出せます。歩幅が広がってくると、自然に歩く速度も速くなってきます。

脳が喜ぶ歩き方②ときどき早歩きをする

歩幅を広くとれるようになったら、次は早歩きです。一般に、1秒間に1m以上歩けると「早歩き」とみなされます。1秒間に2歩進むイメージです。ただし、個人差があるので、「ちょっと息がはずみ、汗をかく程度の速さ」と覚えておいてください。通勤や買い物に行く時間を利用して、最初は普通に歩き出し、体がほぐれてきたら、1~2分ほど早歩きをします。そしてまた普通に歩き、息が落ち着いてきたらまた早歩きを、と繰り返すのです。まずはトータル5分以上を目指しましょう。

脳が喜ぶ歩き方③ムリせず休む

歩くことは一番安全な運動ですが、長年の体のクセが表に出て、膝まわりや足首、足の裏、すねなどに不調が出てくることがあります。そんなときは、ムリをせずに休みましょう。「痛い」「苦しい」「今日はゆっくりしたい」と想いながらムリして続けても脳は喜んでくれないのです。そればかりか、痛みをガマンして歩き続けると、痛いところを無意識にかばってしまい、歩く姿勢が乱れて別の故障を生んでしまいます。