お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」とがあります。不溶性食物繊維は水に溶けない性質で、腸内でふくらんで、便のカサを増したり蠕動運動を刺激したりする働きがあります。一方の水溶性食物繊維は水に溶ける性質があり、腸内の食べ物を包み込んで、余分な糖分やコレステロール、塩分が体内へ吸収されるのを抑える働きがあります。また、水溶性食物繊維には発酵性があり、発酵した繊維が腸内で善玉菌のエサとなるため、善玉菌を増やしたり腸内環境を整えたりするのにたいへん役立ちます。そして、短鎖脂肪酸をより多く生み出すことにつながるのも、後者の水溶性食物繊維なのです。もちろん、健康維持のためには「不溶性食物繊維」も「水溶性食物繊維」も、両方ともたっぷり摂ることが大事なのですが、こと「短鎖脂肪酸を多くしたい」のであれば、水溶性食物繊維にウエイトを置いて摂取するのがおススメです。
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