ケトン体で認知症の予防・改善

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。ココナッツオイルを摂取すると認知機能が改善することは、アメリカのメアリー・T・ニューポート博士の著書で明らかにされています。ニューポート博士の夫は若年性アルツハイマー病を患っていました。博士は、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸の効能の記事を見て、半信半疑で夫に食べさせたところ、知能テストの点数が前日の14から18に劇的に改善し、歩けなかった夫が独りで歩き出した、というのです。この事実を公表した博士のもとには、同じようにアルツハイマー患者の介護をしている人たちからの報告が寄せられ、184人のうち167人が何らかの改善を示していたのです。改善率はなんと91%にのぼります。なぜ、ココナッツオイルがアルツハイマー病の改善につながるのでしょうか。普通、脳はブドウ糖をエネルギー源としていますが、アルツハイマー病になると、脳がそのブドウ糖を上手に使えない状態になります。つまり、脳に栄養が行かないため、「ガス欠」状態になり、脳が働かなくなっているのです。そこに、ブドウ糖に変わるエネルギー源であるケトン体が届けば、脳は再び働き出す-というメカニズムが考えられているのです。認知機能の改善には、1日に大さじ2杯のココナッツオイルを摂るといいとされています。