ケトン体で血糖値が安定する

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。エネルギー源をブドウ糖だけに頼っていると、血液中や肝臓にため込まれたブドウ糖を使い切ってしまったときには、ガス欠を起こしてしまいます。すると、むしょうにお腹がへって何か食べたくなったり、指先がふるえたり、体がだるい、集中力が低下する、怒りっぽくなるといった症状におそわれることがあります。これらは、血糖値が下がり過ぎたことによって起こっています。甘い物やごはん、パンなど糖質を含むものを食べると、これらの症状は改善されます。そのため、集中力を高めたり、仕事の効率をよくしたりするためには糖質を摂ったほうがいいと言われていますが、それは大きな勘違いです。エネルギー源をブドウ糖に頼っているから、血糖値が上がったり、下がったりすることで抑えがたい食欲におそわれたり、集中力が低下したり、イライラしやすくなったりと、振り回されてしまうのです。ケトン体を利用できるようになれば、血糖値は乱高下することがなくなります。食欲に振り回されることもなく、集中力が低下したり、むやみに感情的になったりすることもなくなるでしょう。昼食後、強い眠気におそわれることはありませんか?昼休みが終わってもしばらくは、眠くてボーッとしているので仕事がはかどらないという人は、血糖値が乱高下しています。実は、この食後の眠気は、「機能性低血糖」のサインです。機能性低血糖とは糖質を過剰に摂取する食事をしたあと血糖値が急激に上昇し、それを下げるためにインスリンが大量に分泌された結果、今度は血糖値が下がりすぎて低血糖状態に陥っている状態を言います。食後に眠くてたまらないという人は、エネルギー源をケトン体に切り替えれば、その悩みから解放されるでしょう。