どれくらい歩けば効果があるのか

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。健康長寿やアンチエイジングを望むなら、「筋トレ」と「ウォ―キング」は、どちらも欠かすことのできない両輪となります。では、ウォ―キングはどれくらい歩けばいいのでしょうか。基本的に、運動には「効果を出すために必要な量」というものがあります。ウォ―キングの場合、その必要量は「歩数」によって決められています。つまり、「これだけ歩かないと、健康長寿やアンチエイジングに対する効果は期待できませんよ」という歩数の指標があるわけです。その歩数がどれくらいかというと、これまでの研究・調査により「1日8000~1万歩」とされています。効果を出すには、やはり1日平均1万歩くらい歩くのが望ましいということです。よく医療の現場では、メタボや肥満、糖尿病などの改善指導で「1日1万歩を目標にしましょう」といったことがさかんに言われていますが、その背景には「これくらい歩かないと、効果が現れませんよ」という科学的裏付けあったわけです。この必要量、みなさんはどう思われますか?なかには「え~、毎日欠かさずそんなにたくさん歩かなくちゃダメなの?」とため息をついている方もいらっしゃるかもしれません。でも、心配はいりません。歩くことに関しては「歩きだめ」ができるというのが現在の科学的見解です。ですから、あまり歩けなかった日があったとしても、他の日に埋め合わせをして、1週間単位で帳尻を合わせていけばそれでOKなのです。たとえば、1万歩を目標にしている場合、5000歩しか歩けなかった日があっても、翌日に1万5000歩を歩けば不足を埋め合わせたことになります。また、反対に体調がいい日や時間のある日に1万5000歩くらい「歩きだめ」をしておけば、その週に5000歩しか歩けない日があったとしても、余分に歩いておいた5000歩分があるから帳尻が合うわけです。