「旅」と「日記」で脳を活性化

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。疲労の8割は「脳の疲れ」だと言われています。疲れているとき、落ち込んだとき、寝つけないときは、昔の楽しいことを思い出してみましょう。それだけで、脳が癒されて、穏やかな気分に包まれます。好奇心が、脳を刺激して活性化することもわかっています。たとえば、テレビや新聞から得られる世事に関心を持つだけで、脳は十分に刺激されます。「旅」も非常に効果的です。非日常性、見知らない場所、異質な文化、慣れない土地でのちょっとした不便さなどに、脳が刺激を受けるからです。実際「旅行好きに認知症は少ない」という研究報告も出ています。「日記」をつけるのも記憶力の増強に有効です。その日の出来事や、それに対して感じたり思ったりしたことを文字にすると、それだけで刺激になるし、日常を豊かにして脳の機能を維持するうえでおおいに役立ちます。心身の健康は、やりたいことを実現するために必要な「手段」です。けっして、健康になること自体が「目的」ではありません。だから、50代からは「今を生きることを最大限に楽しむ」ことを心がけましょう。それが健康増進の原動力になるのです。