糖化を進める「白い炭水化物」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。食品には、食べてすぐに血糖値が急上昇するものと、ゆるやかに上がるものがあります。その速度は、GI値(グリセミック指数)で表されます。目安になるGI値は「60」で、これ以上だと血糖値を急激に上げて肥満や糖化を進めやすい食品です。多くの炭水化物と砂糖は60を超えます。魚介類、肉、野菜は40以下です。日本は糖尿病人口が1割強もあり、世界6位の糖尿病大国です。予備軍を含めると、5人に1人が高血糖です。日本人の主食である白米をはじめ、うどん、パンなどの「白い炭水化物」、砂糖を使ったスイーツはGI値が高く、玄米や緑黄色野菜、果物は低い数値です。すべてとは言いませんが、白米が日本人の血糖値を上げる一因になっていると考えずにはいられません。また、食パンはGI値が90台ですから、毎朝のパン食は改める必要があります。洋食のフルコースにおけるパンの位置づけは、つけ合わせであり、欧米では主食の概念は希薄です。