空腹でない限り、食べない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。前夜、遅い時間に食事をとって胃がもたれている状態で、時間だからといって無理に朝食をとると、胃をはじめとする内臓器官にむしろ負担をかけてしまいます。昼食も夕食もまた、空腹かどうかで、とる時間、量を決めます。空腹でないときは極力、ジュースなど軽いもので済ませます。もっとも大事なのは、夕食の時間です。食事をとる場合は、軽食であっても寝る3時間前までに終えるようにします。「空腹感」と言うと健康を害するように思われますが、じつは逆に健康上とても重要な要素なのです。たとえば、「細胞の断食」という実験があります。細胞に栄養を与えないでおくと、細胞自体が細胞内の古くなった酵素や必要がなくなったタンパク質などを消化してしまいます。これをオートファージ―(自食)と言います。いわゆる、細胞内のそうじ、デトックス(解毒・有害物質の除去)です。その意味で、細胞の集合体である体も、空腹の時間をつくることが大切なのです。食事をとるかとらないかは、自分の体の声に耳を澄ましてから決めましょう。