セルライトの防止はお風呂

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。冷え性の人はカイロを貼ったり、腹巻をしたりして温めることが大事だとよくいわれます。しかし、それは体に熱を与える対処療法にすぎません。冷え性改善のためには、まず体温を生み出す筋肉をつけることが大切です。とはいえ、冷え性が治るまでは、温めることも忘れないでください。というのは、冷えで血流やリンパの流れが悪くなってしまうからです。突然ですが、あなたには「セルライト」がありますか?セルライトは、医学的に定義されたものではありませんが、一般的には「老廃物と皮下脂肪が固まったもの」といわれています。セルライトがある人は、体が冷えている可能性が高いです。自覚がなくても、実は冷え性の人もいるので、セルライトが増えたと思う場合は、注意してください。冷え性と関係するのでスラリとした体型の人でもセルライトはできるのです。むしろ、痩せている方が体が冷えやすいので、注意した方がいいかもしれません。セルライトができやすい部分は人それぞれです。二の腕にできる人もいれば、太ももやおしりにできる人もいます。背中やおなかにできる人もいます。つまり、「普段あまり動かさないところ」にできるのです。体の他の部分と比べて筋肉が動かないので、血のめぐりが悪く冷える部分です。そうした部分に老廃物と皮下脂肪が溜まり、やがてセルライトになるのです。セルライトには、モデルさんでさえもよく悩まされていますが、数%だけセルライトのまったくない女性たちがいます。彼女たちに共通するのは、バレエや新体操を続けていたことです。つまり、筋肉質で体が柔らかいことです。セルライトが皆無の彼女たちは、飛行機や新幹線で移動すると、座りっぱなしということがありません。いつもこまめに立ちあがったりストレッチをしたりして体をほぐしています。つまり、体を柔らかくして全体の循環をよくしているのです。老廃物を固めないためには「めぐり」をよくすることです。そのための第一歩として体を温める習慣を大切にしましょう。「シャワーで済ませずに湯船につかる」「サウナに入る」「マッサージをする」といった習慣を取り入れるだけで冷え切った体は徐々に温まります。