たるまない肌になる方法

あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。本八幡 風の整体院 岩田です。歳とともに、いつの間にかできてしまう「たるみ」。たるみは、「むくみ」が放置されたものだということが最近の研究で分かってきました。たるみは、「むくみ」がもとです。たるみになる前の「むくみ」のうちに何とかしましょう。「むくみ」とは、不要な水分が体に溜まっている状態です。本来なら汗や尿として体外に出されるはずの水分が、きちんと出ていないことによります。「むくみ」の原因は、筋肉不足や腎臓機能の低下などいろいろあるのですが、塩分のとりすぎも影響します。ある調査によると約7割の女性がナトリウム(塩分)過多で、約5割がカリウム不足の状態でした。ナトリウムは、水分を抱え込む性質があります。そのため塩分をとりすぎると、むくみが出やすくなります。また、カリウムはその反対で、排尿を促して過剰な塩分を体から出す働きをします。つまり、塩分を少なくしてカリウムをとればいいのです。では、このカリウムはどうやってとればいいのでしょうか。カリウムをたくさん含んでいる食材は「野菜」「いも」「海藻」「フルーツ」です。ポイントは「カリウムは加熱すると失われやすい」ことです。カリウム不足の人の食生活には、ある共通点があります。それは「外食」と「お菓子」が多いことです。外食中心だと、どうしても塩分が多くなります。また、糖質も塩分同様に水分を抱え込む性質があるので、ダブルでむくみを悪化させていることが分かりました。さらにお菓子のほとんどは砂糖と油なので、「ビタミンB1」という糖質をエネルギーに変える栄養素が不足して、体内の糖質が分解できません。こうして、ますます水分が外に排出されないのです。「帰宅時はブーツが脱げない」「マッサージをしたら目に見えてスリムになる」という人は明らかにむくみやすい体質です。なお、生理前は1キロから3キロ分くらいの水分を体が溜め込むので、誰でもむくみやすくなります。