朝ごはんで「冷え」を防止

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。「冷え性」で困っている人は、朝ごはんを食べることで簡単に改善する場合があります。体温は「体を動かすこと」で生まれます。体を動かすことには2種類あって、ひとつは歩いたり、作業したりといったことで熱が生まれます。もうひとつは「胃や腸に何か入っていて、それを消化すること」で熱が生まれます。筋肉で生まれた熱を、脂肪が保温するのです。まず、朝ごはんを食べると、食べ物を消化するために熱が発生します。この熱のことを、DIT(食事誘発性熱産生)といいます。つまり、食事の回数が多いと、それだけ体温を上昇させる機会が多くなるのです。また、朝起きて出かける準備をしたり、歩いたり、体を動かすことでも熱が生まれます。このダブルの熱が大切で、1日キープするためになくてはなりません。片方だけだと不十分です。朝ごはんを食べていないと、ちょっと動作を止めたときに、熱も消えてしまいます。朝ごはんを食べていると、消化に3時間はかかるので、その時間は自動的に自分の体が熱を生んでいるのです。一度冷めると、また温めるのは大変で昼ごはんを食べてもなかなか上がらなくなります。冷え性で困っている人は、ぜひ朝ごはんを食べてください。