豚肉はネギやニンニクと一緒に食べる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。ビタミンB1をとるときにひとつ知っておくといいことがあります。ビタミンB1は、水に溶けるタイプのビタミンなので食べてもすぐに体の外に出てしまいます。そのため、こまめに3食食べておかなければならないのですが、長く体に留めておく裏ワザがあります。それは、ニンニクやネギ類と一緒に食べることです。ニンニクやネギ類の臭いの原因であるアリシンという栄養素が、ビタミンB1とくっついてアリチアミンというものになり、体に長く留まってくれるのです。アリチアミンは、大変疲労回復力の高い物質で栄養ドリンクもこれをヒントに開発されています。昔の人たちの食材の組み合わせは賢いもので、「豚の生姜焼き」や「鴨南蛮そば」「ニラレバ」といった組み合わせは最高です。ビタミンB1をしっかり体に取り込んで、かつその効果を最大限に引き出すメニューです。疲れやすい人や太りたくない人は、食事にネギかニンニクをプラスすることを忘れないでください。外食でも、焼肉なら「ネギ塩」、ファミレスなら「ニンニクステーキ」や「生姜焼き」がおススメです。パンは精製された小麦を使った普通のパンではなく、胚芽パンにするのもいいですね。麺は、うどんより鴨南蛮そばを選ぶ、薬味を必ず食べるなどちょっとした工夫ををするだけで、体に取り込まれるビタミンB1の量はかなり増えます。