腸内環境をよくする方法①「プロバイオティクス」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。腸内環境をよくする方法の、まずひとつめは「プロバイオティクス」です。これは外から菌を取り入れる方法です。菌はヨーグルトなどの乳酸菌や、味噌や漬物、キムチなどの発酵食品を食べることで増えます。便の3分の1は腸内細菌です。その数はとても多く、わずか1グラムの便に100~1000億個もの腸内細菌が含まれています。覚えておいてほしいのは、菌は取り入れても、そのまま腸内細菌になるわけではなく、腸内環境を刺激して出ていくだけです。しかしこの刺激が大切で、これを受けることで腸内環境がよくなるのです。取り入れた菌は体に永住することはなく、毎日便として出ていきます。それほど入れ替わりが激しいということなので、発酵食品を毎日食べて、腸に善玉菌を届けることが必要です。ここでおススメなのが、特に日本の発酵食品です。発酵食品は善玉菌を本当によく含んでいる優秀な食べ物です。人間の腸内細菌は、3日ですっかり入れ替わると言われていますので、味噌や漬物、鰹節などを毎日少しずつでもいいので食べることを習慣化しましょう。ちなみに、「味噌汁を沸騰させると含まれる善玉菌が死んでしまうからダメ」という説がありますが、最新の研究では重要なのは菌の生死ではなく、菌自体が持つ細胞やDNAの成分であることが分かりました。つまり、死んだ善玉菌も腸内で善玉菌を増やすので、沸かしても効果はあります。