「肥満」と「メタボ」の違い

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。皆さんは「肥満」と「メタボ」の違いがわかりますか?素朴な疑問すぎて、意外と答えづらいかもしれませが、まず、「太っている=メタボ」という解釈は正しくありません。「肥満」とは「体の中に脂肪(つまり体脂肪)がたまり過ぎた状態」のことです。一方の「メタボリックシンドローム」は、「体脂肪が内蔵の周りにつき過ぎて代謝のバランスがくずれ、高血糖や高血圧などの生活習慣病が複合的に引き起こされた状態」をいいます。「内臓脂肪症候群」という名が示す通り、その真犯人は「内臓脂肪」です。つまり、内臓でもそれ以外でも、とにかく体に脂肪がたまれば「肥満」、内臓の周りについた脂肪が生活習慣病の入口となっている段階が「メタボ」ということです。「メタボ」はそのまま放っておくと、動脈硬化が進み、脳卒中や心臓病などの死に至る病に突き進んでしまいます。「肥満=メタボ」ではありませんが、太っている人ほどメタボ、そして病気になりやすいことがわかりますね。