学校の健康診断から「座高測定」が消えた

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。学校保健安全法施行規則の改正により、学校で行われる健康診断から、2015年(平成27年)年度限りで「座高測定」が廃止されているのをご存知でしょうか。日本で座高測定がはじまったのは1937年(昭和12年)のことです。当時は、いわゆる「胴長」は内臓がしっかり詰まっていて健康であるという俗説が信じられており、内蔵の発育を確認するために導入されたのです。ところが、近年になり、文部科学省の検討会が調べた結果、座高のデータを活用した研究が実際には少ないことが判明しました。学校関係者の間でも批判が多かったことから、ようやく廃止が決まったのです。