牛のゲップが地球温暖化をもたらす?

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。牛や羊、ヤギなどは反芻動物と呼ばれ、4つの胃をもっています。反芻動物は、食べた植物の消化を時間をかけて何度も繰り返し、そのときに発生するメタンガスが、ゲップとなって大気に放出されます。牛1頭あたりが吐き出すメタンガスは、1日300~500ℓにもなるといわれています。メタンガスは地球温暖化をもたらすガスの一つで、二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるのですが、大気中のメタンガスの、なんと20~30%が、牛をはじめとする反芻動物のゲップによるものであるといわれています。そこで、日本をはじめとする世界各地では、メタンガス削減の成分を取り入れた飼料の開発を進めているそうです。