黒板を引っかいたときの「あの音」が不快なワケ

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。学校にある黒板やすりガラス、発泡スチロールなどを引っかいたりこすったりしたときに出る「キキッ」「キュキュッ」という音は、何とも不快なものですね。近年の研究によると、人間が最も不快に感じる音は、2000~4000ヘルツの周波数帯だそうです。人間の耳は、この不快な帯域を増幅する構造なのだといいます。こうした音が耳障りに感じる原因は明らかではないですが、一つには、はるか昔の人類の天敵の声に似ているからとする説もあります。人類は「あの音」に過敏に反応することで危険を避け、生き延びてきたというのです。