お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。「体内時計」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。人は、朝になると目が覚め、夜になると眠くなります。便意をもよおすのも、お腹がすくのも大体同じ時間です。毎日、毎日、これらのリズムを作り出しているのが体内時計です。問題は、この体内時計の周期です。私たちは地球の自転と同じく1日24時間の周期で生活をしていますが、体内時計は1日25時間の周期で働いています。この1時間の体内時計のズレを、私たちは毎日リセットする必要があります。そうしないとリズムが崩れ、体の代謝がうまくいかなくなり、疲れやすくなってしまうのです。そのためには、まず、朝起きたら太陽の光を浴びて脳にある体内時計をリセットし、次に朝食を食べて内蔵にある体内時計をリセットしなければなりません。こうすることで、私たちの体内時計は、ようやく1日24時間周期で働いてくれるようになるのです。不規則な生活や、朝食の欠食などを続けているとリセットが働かず、体内時計が乱れます。すると、代謝や血液循環が悪くなり、ホルモンや酵素がうまく働くことができなくなって、私たちの体は疲れやすくなります。それが毎日のように繰り返されれば、疲れは溜まる一方です。やがて許容範囲を超えて、ただの疲れではなく病気を引き起こすことになりかねません。しっかり休んでいるのに疲れやすいなと感じたら、生活スタイルを改善し、体内時計を整えることからはじめてみましょう。
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