夢の続きを見ることができる

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。私たちは、脳が働いているレム睡眠時に夢を見るとされているますが、そのメカニズムは今も不明確な部分が多いのです。夢を見ている最中に「これは夢だ」と自覚し、その展開をコントロールできる夢を明晰夢といいます。スタンフォード大学睡眠研究センターのスティーブン・ラバージ博士によると、睡眠中のトレーニング次第で明晰夢を見ることは可能らしいのです。つまり、この能力を習得して応用すれば夢の続きを見ることもできるのです。また、明晰夢には心身の治癒効果があり、現実世界における運動能力や状況認識力の向上が期待できるといいます。まず第一歩として、「ものの置き場所が違う」「そこにいるはずのない人がいる」など夢の中に生じた現実との矛盾に気づけるようにならなくてはいけないのです。明晰夢を定期的に見られるようになるには、最低でも4ヶ月はかかります。また、睡眠中に発する寝言はレム睡眠時に発せられるといわれ、夢の内容に影響される傾向が強いのです。通常、言葉を発するとその刺激によって覚醒中枢が働いて目が覚めますが、覚醒中枢が弱い人は目覚めず、眠ったまま言葉を発し続けるのです。レム睡眠時は脳が起きている状態なので、返事が脳に刺激を与え疲れさせてしまうため返事はしないほうがいいのです。