人はどうして夢を見るのか?

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。人間は寝ているときに夢を見ます。夢を見るメカニズムは明確に証明されていませんが、浅い眠りに陥るレム睡眠中にも、深い眠りに陥るノンレム睡眠中見ることがわかっています。人間が夢を見る理由についても明確な答えは出ていませんが、「無意味な情報を捨て去る際に知覚される現象」「必要な情報を忘れないようにする活動の際に知覚される現象」の2つが有力な説とされています。そんな夢ですが、寝ているとき外部からの知覚が夢の内容に大きく影響することがわかっています。実際に、寝ている人の顔に短時間ハンカチを被せたところ、夢の中で顔に何らかのものが押し付けられたという事例があります。また、尿意が夢に反映されることは有名で、トイレを探している夢を見て目が覚めたら、膀胱がパンパンだったという事例は数多く寄せられているのです。それ以外にも、聴覚、触覚、味覚、臭覚なども、夢に何らかの刺激を与えるという結果が出ています。ただ、触覚のひとつである「痛覚」だけは、感じないとされています。ちなみに、人間は毎日夢を見るとされており、「今日は見なかった」と思う日は覚えていないだけなのです。基本的にはレム睡眠中に目を覚ますと夢の内容を覚えていることが多いようです。