トウガラシのもっとも辛い部分

こんにちは、風の整体院 岩田です。トウガラシはカラシ(辛子)という名がついているように、たいへん辛いものですが、もっとも辛いのはどの部分なのでしょうか?トウガラシの実のなかには種子がたくさん入っています。その種子がもっとも辛いと思っている人が多いのかもしれません。トウガラシの辛味のもとはカプサイシンという成分です。トウガラシの実を割いてみると、ヘタの下に白い部分があり、それに種子がついています。その白い部分は胎座と呼ばれています。人間でいえば、胎児のヘソの緒と母親の子宮とをつないでいる胎盤に相当する部分です。辛味成分のカプサイシンはその胎座でつくられており、その部分がもっとも辛いのです。また、胎座でつくられたカプサイシンは果皮や種子にも移っていくので、それらも辛味をもつことになるのです。