爪は骨?皮?

こんにちは、風の整体院 岩田です。爪は皮膚の表面が変化したものです。表皮細胞が角質化して死亡したものが、層をなしたのが人間の爪です。爪の根本を見ると、白くなっている丘のような形の「爪半月」といわれる部分があります。ここは爪の乾燥や角質化がまだ不完全で、いわば、生まれたての爪といった部分です。白く見えるのは気泡などが含まれているためで、爪半月の大きさは健康状態とは関係ありません。爪が作られるのは、そのさらに奥の「爪母基」といわれる部分です。ここの円柱状細胞が分裂増殖すると徐々に押し上げられて爪が伸びることとなります。また、手の爪には伸びる速度に違いがあり、中指の爪が最も早く伸びるといわれています。