長寿遺伝子を呼び覚ます

こんにちは、風の整体院 岩田です。DNAとは「遺伝子情報の設計図」とも呼ばれ、無数の遺伝子が鎖のように連なる非常に長い物質です。これをあるタンパク質に巻き込み、X字の形になったものが染色体です。この遺伝子の鎖には、寿命や老化、、若返りなどに関与しているとされる長寿遺伝子が存在しています。長寿遺伝子は、普段は眠っていて稼働していません。ところが、ある条件が整うとスイッチがオンになることがわかっています。その条件の1つとは、抗酸化物質であるレスベラトロールを摂取することです。レスベラトロールには2種類あります。1つが「トランス・レスベラトロール(単量体)」と呼ばれるもので、ブドウや赤ワインなどに含まれます。もう1つは「レスベラトロール二量体」といわれるもので、これは単量体が2個結合したものです。このレスベラトロール二量体は、体内での効果が長時間持続するといわれ、今、世界的な注目が集まっている抗酸化物質です。レスベラトロール二量体を含む植物は少ないのですが、その1つがインドネシアに生息する「メリンジョ」と呼ばれる樹木の実です。