昆虫は口で呼吸しない。

こんにちは、風の整体院 岩田です。人間は口で食べ物をたべたり、呼吸をしたりします。昆虫の口も、食べ物を食べる器官であることは人間の口と同じです。しかし、昆虫にとって口は呼吸のためのものではありません。昆虫は口では呼吸をしないのです。人間は口や鼻から空気を吸収して肺に送り、肺から酸素を体内に取り入れています。昆虫には肺はありません。昆虫は腹部で呼吸をしています。昆虫の腹部には小さな穴がいくつもあいています。それは空気の出し入れ口で気門といいます。気門の奥には気管がつながっており、気門から取り入れた酸素は、気管を通って全身に運ばれていくのです。