細胞のなかで寿命が最も短いもの

こんにちは、風の整体院 岩田です。人間の体は約60兆個の細胞からできています。それらの細胞はそれぞれ生きており、生命体であるかぎり、寿命があります。その長さは細胞によって異なります。細胞のなかで、寿命が最も短いのはどれかというと、それは小腸の絨毛を構成している細胞です。小腸の内壁の表面は絨毛と呼ばれる無数の突起で覆われており、体内に取り入れた食物の栄養分は絨毛から吸収されています。絨毛を構成している細胞は栄養吸収細胞、または吸収上皮細胞とも呼ばれていますが、その細胞の寿命は24時間、わずか1日なのです。