酸っぱいものを想像すると唾液が出るのはなぜ?

こんにちは。風の整体院 岩田です。梅干しなどの酸っぱいものを見たり想像すると唾液が出てくるのは、歯の一番外側の組織であるエナメル質が酸で溶けてしまうのを防ごうとする働きに関係しています。人の歯の外側は、人間の組織の中で一番硬い組織であるエナメル質でできており、エナメル質は酸に触れると溶ける性質があります。一方、唾液には酸がエナメル質を溶かすのを弱める働きがあります。そのため酸っぱいもの(酸)が口に入ろうとしたときやそのイメージをすると、エナメル質を守ろうと脳が唾液を出すように命令するのです。