食欲を増進させる色がある。

人間の五感の情報収集率は視覚が87%、聴覚が7%、触覚が3%、嗅覚が2%、味覚にいたっては1%に過ぎないのです。人間の食欲は視覚、とりわけ食材の色によって変動します。なかでも赤系の食材は食欲増進に大きな効果があるといわれています。赤系統の色には内蔵をコントロールしている交感神経を刺激して活発化させる作用があるのです。アドレナリンが分泌されることで胃腸の働きがよくなり、その結果食べ物がより美味しく感じられ「食べたい」という欲求が増幅するのです。ちなみに赤以外にもオレンジや黄色など暖色系には食欲増進効果があります。